アメリカ・ボストン大学の研究グループ、
睡眠中、脳内で脳脊髄液が毒素の清掃を
行っている様子がわかるMRI映像を公開
アメリカ・ボストン大学の脳の自助機能の発動についての報告より(動画あり)
【以下、本文より転載】
このニュースは、アルツハイマー病をはじめとする脳内の毒物に起因する病気を抱える患者全員にとってとても大切なことだという。
脳脊髄液を利用した
新しい治療法が考案されるかもしれないからだ。
病気を引き起こす毒物を洗い流すことが治療として有効であるのなら、その洗浄液である脳脊髄液を増やしてやればいい。
薬で少しずつ病巣を治すより、ずっとパワフルなやり方かもしれない。そして、もちろん健康な人にとっても注目すべき研究結果である。
【転載ここまで】
脳脊髄液の流れが質の深い睡眠をもたらすことが
医学的にも確立されたとしたら、もしかすると
医療界には大きな変容の時代がやってくるかも知れません。
でも、同時に
それを技術としてではなく、薬剤投与などで
賄おうとする医薬品会社も出てくるでしょうね。
脳の研究が進んでいくのは喜ばしいことですが
常に、それを利用する人間の質が問われていることには
違いはないのだと思います。