台風の影響で、西日本にも強風が吹いてるようですね。
ベランダや玄関先の植木鉢やゴミ箱、いつもは外にいるペットも
家の中へと招いてあげてくださいね。
アマンダ美帆です。
東京は昨夜19時頃から雨足が強まったり、弱まったりしながら
時折強い風が吹いてくることもあって、この最大規模の台風の接近を知らせてくれています。
本来であれば、東京出張の最終日であった本日は
台風の影響を考慮して急遽中止となりまして、
昨日が6回のセミナーの最終日でした。
よって、今日はホテルに籠ります。
仕事が捗りそうです(笑)
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さて、バードレイナ女史率いるクラニオセイクラル バイオダイナミクス号は、今回の最大級とも言われる台風情報について、情報収集を十分に、そしてこの深いクラニオのセミナー最終日が
充実した感覚の中で迎えられるように最大限の配慮をいただく中で、セミナーは一区切りしたわけです。
私たちのマインドは、その解剖生理学的な領域からも
これまでのパターン化された感覚を手放すことが苦手です。
〇〇すべき、これこれであるべき
正しいのは私だ、あなたは間違っている、など・・・
そういうジャッジをすることによって、
自分という枠を守る、ということがあります。
新しいチャレンジを「危険だ!危ない!逃げろ!」と反応するのもその機能の一つです。これは私たちの本能的な反応です。脳幹の機能でもあるわけです。
そうやって様々な生命の危機から逃れたり、自分自身を防御したりして生きながらえてきた、という歴史があるのですよね。
なので、十分な準備をして迎えているセミナーの最終日について、大規模な災害級の台風の来襲がある、という状況の中、急に1日早まるということを受け入れることは簡単なことではなかったかも知れない、ということが考えられます。
この知らせを先生であるバードレイナ女史から受講生に伝えられたのは、本来の最終日を迎える前日のことで、急なことでもありましたので一瞬の混乱が受講生を襲うような、そんな印象もありました。
人間は、予想に反する様々な情報を前にするとき
それをどのように処理したらいいのかがわからず、一瞬頭が真っ白になったり行動を起こせないようになることがあります。いわゆるショック状態に陥るわけです。
急な変更に関して、うまく対応できなくなる、行動しなくなる、ということですね。
そしてこれらの反応は「当然の反応」であり、「私たちの機能が正常に働いている」ということでもあります。
さて、こういう危機的な状況において
私たちにはどんなことがサポートになるでしょうか?
それは安心のベースを思い出すこと、です。
安心につながるように様々な準備をすることも、
その一つの行動でしょうね。
あらかじめ与えられる情報に従って、
できる準備をし、その襲来に備える。
心も体も安心感の中でくつろげるように。。。
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バードレイナ女史は発生学や胎生学的に人間のそのような防御反応についてをベースとして、それをリソースにつながるように大切に扱いながら、その私たちが元々持つ自己治癒力のプロセスに則って、その場の協力を得ることに躊躇することなく
解放していくことための様々な知性とスキルを使いこなされている印象を受けました。
それは勇気ある決断であったと同時に、より洗練されたテクニックが駆使される場面の数々でもあったわけです。
短縮された1日を満足感の中で終結へと向かわせるためのアレンジがとても素晴らしく、その場にいることができたことが豊かな循環の一部を経験した忘れられないような体験になりました。
緊急の事態でしたので、準備してきたこと、あらゆる予定を一新されて臨まれたことと思いますが
そのアレンジ力が素晴らしく、本当に価値あるものとして私たちが受け取ることができるようにという
創意工夫が十分に発揮されたものであり、私たちを十分に包み込んでくれていました。
もう、言葉にするとチープな感じがしてしまうのですが
本当にとにかく素晴らしかったんですよ。
それしか言えない(苦笑)
寛骨臼へのワークのポジショニングの確認の図
クラニオのスキルは安定と安全の場がベースとなります。
どんな時でもそれは変わることがなく、私たちをサポートし続けるものであることを、ここでも十分に実感することができました。
今回、プラクティショナーの意識の広げ方についてを具体的に学び、実践し、感覚的なものを掴んできました。そしてレゾナンス(共鳴・共振)というレベルが自然なものであることを十分に体に落とし込むことも体感してきました。
その中で脳幹や辺縁系と安全や安心感というベースの中からつながることやそれを静けさの中で観察すること、そこから得られる情報をどのように解釈するのかについてを学び、トラウマというものが形成されるプロセスと、それを解放するための本質的なスキルについてを十分に、今の状況の中で理解に落とし込むことができたと考えています。
トラウマが形成されるプロセスというのは、その体験が私たち個人にとって
Too fast(早すぎる)
Too much(過剰である)
つまり、圧倒的な状況を生む中で経験的に起こるものであるということ。その経験は人間にとって、不意なものでもあり生きている中で避けられないものでもあるのです。
そして、そのような圧倒的な体験は私たちの体に歴史として刻まれるものです。
過去は変えることができませんが、記憶を変えることはできる。
その過去の記憶の変換が起こると、今・ここに生きることがとても自然な状態となり新しい感覚として体験されるようになるのですよね。
そのような記憶の変換も、そもそもの脳の機能の一部として
標準装備されています。それを起動できる瞬間というのが思考をオフにする時。
動物にはオンとオフしかなく、そこに理性は存在しません。
逃げるべきだ、こうしよう!という発想は皆無!
すなわち、圧倒的に心地の良い感覚を体験する瞬間なのです。
私たちの体はそれを準備しています。
クラニオのプラクティショナーは
「何もしない、という質」に寛ぎながら私たちの受精卵が細胞分割をはじめて脳や心臓、手足や髪の毛に至る全ての形成のプロセスに関わってきた「命を形成づけるタイド」「生命力」というものを知覚しています。
その知覚する能力が開花されるのをトレーニングの中で学び、体に落とし込んできたわけです。
何もしない、ということの素晴らしさというものを
体験する、ということで受け取る「恩恵」というのはとてつもない自然界からの恵みであると思います。
この体験を多くの方に提供できることが私の喜びでもあり、
人生をかけて学んでいく価値あるものと考えています。
最後にバードレイナ女史とのお食事会@アシスタントチームにて
素晴らしいひと時を、本当にありがとうございました。
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