こんにちは![]()
裁判員の体験をブログに書いている、ののです![]()
前回、最終日(6日目)の公判のところまでを書きました![]()
今回はその後、閉廷後から解散までの流れを書いていきますね。
記念バッジをもらう
裁判が終了し、再び我々は評議室に戻ってきました。
そして一人ずつ裁判長に名前を呼ばれ、感謝状のような紙と記念バッジを手渡してもらいました。
↓感謝状
↓バッジ
↓裏面
ただこのバッジ、おそらく
今は配布されていないと思われます。
というのもこれ、
在庫なくなり次第終了
らしくて…![]()
(化粧品とかのノベルティみたいだな)
私がこれを手渡してもらった時点(3年以上前)で残り僅かとおっしゃっていたので、もう無くなっている可能性が濃厚だと思います。
(裁判所ごとに違うのか、詳しくはよく分かりませんが…)
「残念」と思うか「別にいらないから良い」「税金の無駄」と思うかは、人によって意見が分かれるかもしれませんね![]()
ちなみに私は、使う予定は全くないですけど、やり遂げた記念という感じがして素直に嬉しかったです![]()
今後も保管しておき、子どもが分かりそうな年頃になったら見せようと思っています。
(余談ですが、この記事を書くために「裁判員バッジ」で検索したら、メルカリやヤフオクでバッジがたくさん出品されていて、なんとも言えない気持ちになってしまいました。買う動機が謎すぎる…)
最後のあいさつ
そして、一人一人簡単に、一連の裁判員の経験について感想を述べる時間もありました。
これは我ながらグッジョブかなと思ったことなんですけど、この日裁判所に着く前、
「今日は最終日だし、絶対一人ずつ何か挨拶とかする事になるだろうな」
と思って、ランチしながら感想をメモにまとめていたんです![]()
裁判官の方達に自分の話を聞いてもらえる機会なんて、もうこの日で最後だと思ったので、グダグダになりたくなくて。
おかげで、比較的落ち着いて感想を述べられたと思います。
あがり症の人には特にオススメです![]()
後はアンケートに記入したりして、正真正銘、任務終了です。
最後、裁判官3人に見送られてエレベーターに乗り、裁判員たちが散り散りの方向に裁判所から帰っていく時には、なんだか名残惜しくさえありました。
そのくらい、私にとっては
「嫌じゃなかった」体験でした。
その他もらった書類
さて、記念バッジのほかに貰った帰った書類としては、下記のものがあります。
①判決要旨
今回の裁判について、概要と判決内容、その理由を整理して述べられているレポートのようなものです。
こちらは、希望の方には差し上げますと裁判官がおっしゃったので、せっかくなので希望しました。(ほぼ全員希望していました)
裁判中に配られた書類などは持ち帰り禁止のものばかりだったので、今となってはこの書類が裁判について思い返すことのできる唯一の資料です![]()
貰えそうなら是非貰っておくことをおすすめします。
今読み返しても
「そうそう!そうだった!」
「ここ、長く議論したよなあ」
とか思えるし、裁判官3人のフルネームも記されているので、この人たちと一緒にやらせてもらったんだよなぁ、と感慨深くなります。
と同時に、被告人のフルネームも記されているので、私は一生その名前を忘れないだろうなと思います。
②証明書
裁判員として従事していたことを証明してくれる用紙です。職場などに提出する用だと思います。
※選任手続きの日も1日目としてカウントされています。
③出前講義の案内
希望すれば自分の職場やサークルに、裁判官が来て裁判員制度について講義をしてくれる場合があるらしいです。人数など、条件はあるみたいですが。
というか、そんな仕事もあるなんて、裁判官って本当大変だなあと思います![]()
④周りに経験を広めてね的な紙
やっぱりまだまだ裁判員の辞退率って高いみたいで、これは口頭でもちょくちょく言われましたね。
まあ、そう言われたからというわけではないのですが、結果的には私もこうしてブログで経験を綴っています![]()
「そんなに悪いもんじゃなかった」
と思えたことは事実なので、このブログで少しでもそれが伝わればいいなと思っています![]()
⑤今後のご協力のお願い
裁判所では、裁判員経験者が集まって行う座談会みたいなものが時々あるらしいのですが、そういう時に協力する気があるか、といった紙です。
私はこの座談会にちょっと興味があったので、協力する旨を返送しました。
そしてそして、後日、
実際に座談会に参加してきました![]()
この話はまた、改めて書きますね![]()
さて。
長きにわたってしまいましたが、ひとまずここまでが裁判員就任時の記録となります![]()
今後は補足や、上述した座談会の経験や傍聴の経験、おすすめの本やドラマなど、裁判に関係のありそうな話題を引き続き更新できればと思っています。
亀ペースだとは思いますが、また読みにきて下さると嬉しいです![]()
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました![]()








