sweet-dreamsssのブログ

アメンバー限定記事寂しいと思うこと

アメンバー限定記事虚無の時間

献血デビュー

この連休、近所に献血カーが来ていたので献血してきました。実は初献血。これまでも何度か献血ルームや献血カーで献血を試みたのですが飲んでいるお薬や、血の濃さが足りずお断りされ残念な思いをしてきました。今回念願かなってｗようやく献血できました。輸血って手術やけがの際に必要とされるものとこれまでは思っていました。しかし母ががんになり、いろんな方のブログを読んでがん治療中の方々も頻繁に輸血をしていることを知り自分も少しでも闘病の役に立てたら、と献血を意識するようになりました。たった400mlですが誰かのために使われたらうれしいな。こんどは献血ルームに行ってみたいな。

自宅での看取りで思うこと

母を自宅で看取ってからはや3か月。ちょこちょこ思うことがありまして書き留めておこうと。母はなるべく自宅で過ごしたいとの希望があり訪看さんに頼りながら自宅で最期を迎えました。そこは一応希望通りだったのですが自宅で過ごすのが本当によかったのかなぁ、どうなのかな、ということ。家族に看護師、介護士の経験者がいれば自宅はいいと思います。しかし介護未経験、あまりホスピタリティのないわが家族。何の知識もないうちの場合ホスピスに入ったほうが手厚く色々してもらえたのではと…考えるたび、ちょっと後悔というか胸がちくっとします。でも割と遠慮しがちな母だったので、看護師さんにはお願いしづらかったかなと思ったりも。すべてタラレバですがコロナじゃなければホスピスに入ってもらったかもしれないなぁ。今後父にそういう選択が必要な時は病院一択です。

アメンバー限定記事別れから1ヶ月経って

腹水と縁を切る

母が逝ってから約3週間。まだそこにいるようなでもいない。何も変わってない家の中で母だけがいない。なんだか不思議な感じです。いつも母が座っていた座椅子に遺影をセットして正面のテレビでお相撲を流してます。不思議といえば、母の闘病を振り返ってひとつ。2020年のはじめくらいから腹水がたまりだした母。おなかがはちきれそうなくらいパンパンでした。たまる度に入院してCARTをしていました。最後にCARTをしたのは6月中旬。その入院の前はこれまでと違い、ものすごくしんどそうで、食事も食べられずもしかしたらこの入院が最後で、もう家に帰ってこられないのではと私はひそかに思っていました。入院中も立ち上がれなくなったり明らかに弱っていってる。お見舞いに行くのもなんだか怖かった。この入院でもう抗がん剤などをやめましょうと言われたんだったな。しかし退院してからは副作用からも解放されもりもりご飯を食べて、おやつを食べて腹水もとうとう最後までたまることはありませんでした。腹水がたまらなくなった理由を母が担当医にたずねてもはっきりはわからないといわれたとか。そこで私は思った！ご利益あったんちゃう！？と。実はコロナが蔓延する前、他県の友人と京都で待ち合わせして私の希望で安井金比羅宮に行ったのです。縁切りで有名なお宮さんです。そこで私は、母が腹水と縁が切れますように、と形代に書いてお願いしました。↓この石くぐって形代貼り付けてきましたよ。まあ今から振り返ると抗がん剤やめたからでは、とかいろいろ思うのですがご利益がなかったとは言い切れないですよね。コロナが収まったらお礼参りに行かねばと思います。そして今更思うのは、がんと縁が切れますようにって書けばよかったのかなぁ、って。でもここの神さんは強力すぎて斜め上の方法でも願いをかなえてくれるらしいのでちょっとビビったんですよね。仕事を休みたい、と書いた人が交通事故で長期入院して仕事を休むことになったとかそういう話を聞いていたので…がんと縁が切れる＝召されてしまう、のではと心配したのです。でもやはり今は書けばよかったと思ってしまうな。

大相撲5月場所

母の日に開幕した大相撲5月場所。3月場所が終わった後照ノ富士が大関に再昇進するニュースを見ながら5月場所はちょっと無理やな（見ることはできないだろう、という意味）とつぶやいていた母。残念ながらその通りになってしまったね。体力も衰え、お出かけもできなくなり楽しみはテレビだけになっていた母だが中でも相撲は大好きだった。え、いつからそんなに？と私は驚いたけど2人で一緒に13時の三段目の取り組みからあーだこーだ言いながら楽しんだなぁ。大相撲カレンダーを見ながら、行司さん呼び出しさんの名前を覚えようとしたね。おかげで大体わかるようになった私。旭道山の弟さんが行司さんなことも知りました。国技館の妖精さんを見るのも楽しかったな。毎日素敵なワンピースとおカバン。どこのワンピやろねー私も欲しいわと言いながら見てました。競馬場を宿舎にしていた田子ノ浦部屋の稽古見学も行ったね。稀勢の里を間近で見られて面白かった。高安の毛むくじゃらさはリアルでもなかなかだった。触ってみたいというと前にいたおじさんに笑われたなぁ。もうあのころには身体はがんに蝕まれていたんだな。母の贔屓は炎鵬、照強、貴景勝、宇良、阿炎というところ。小兵とご当地力士が好きだったのかな。2日目、十両の土俵で炎鵬と宇良の取り組みが組まれていた。母がいたらさぞかし観戦にも力が入ったであろう。3月場所で3段目の響竜さんが首を傷めて土俵上で動けなくなった。見ていてとても心配だった。なんとか元の生活に戻れたらいいのに、と願っていたが母と同じ日に亡くなったらしい。若いのに言葉も出ない…同じ日に亡くなったということで三途の川にかかる橋のあたりで会うんじゃないかな。お棺に入れた装束で杖と笠を持って、あたりをきょろきょろしながら、お相撲さんを見つけあら！と言っている母が想像できる。マイペースで好奇心旺盛な母のことなので旅路もきっと楽しんでいるに違いない。はてさて今場所はだれが優勝するかな。

ちくちくする母の日

5月9日、母の日でしたね。去年は私は何をしたっけ、と考えたけれど思い出せない。何か甘いものを買ってきたのかな。お花かな。亡くなってから10日余りが経ち母が毎日を過ごしていた空間にフェイラーのトートと斜め掛けバッグが置いてある。過去の母の日に私がプレゼントしたもの。せっかくプレゼントしたのに母は、もったいなくて普段に使えないとかで後生大事にしまいこんでいた。余命宣告されたあと、病院通いやらちょっとそこまでのお出かけに持つようになった。何回使ったか数えられる程度なのでは。どっちが勿体ないねん、と思う…モノは使ってナンボやん。まだまだきれいなカバンたち母の親友に使ってもらえないかなと思っている。もう母の日に何かすることはないんだなぁと思うとCMやらを見ても心がちくちくする。とりあえず今年はチーズケーキを供えた。

5月1日　火葬、そしていかづちと喉仏

斎場は葬儀場から10分ほどのところ。鮮やかな緑の中に濃いピンク色のつつじがたくさん咲いてる。最後のお別れをどうぞと葉っぱで水をお棺にちょんちょんする。ここでも、混み合ってるだけあり流れ作業的に、慌ただしく事がすぎていく。これまで、火葬場の扉が閉じられる場面を想像したら怖くてたまらなかった。母の身体が焼き尽くされて骨になってしまう。この世に存在がなくなってしまうんだ、と。耐えられるのかな、と思っていた。しかし現実になると意外に心は丈夫だった。慌ただしさがここではいいように働いた気がする。あと斎場で顔を見る事ができないことも良かった。顔を見ていないため、現実味が乏しくなった。甥っ子と触れ合っているのもだいぶ気が紛れた。分厚い扉が閉じられた後いったん葬儀場へ戻りこれまた残念な仕出し弁当を食べて骨上げに備える。食後はみんなswitchを持ち寄りどうぶつの森の自分の島を見せあったりと和やかに過ごした。お天気はまだ曇り。このまま待つといいなと思う。2時間ほど経ち斎場へ再びむかう。雨がパラパラしてきた。持たなかったなあ。後少しなのに。お骨になった母と対面する。これが母なのかと、悲しいような不思議な気持ち。半信半疑というべきか。それでも、お疲れ様やったね、と心の中でお骨に話しかける。係員に言われるがままに順に骨を拾う。そして最後の方これが喉仏です、仏様が座って手を合わせているようでしょうと説明されている時にどこからかフラッシュが焚かれた。斎場は撮影禁止なのに誰？と周りを見回した瞬間、耳を塞ぎたくなるようなものすごい雷鳴。そしてすぐに土砂降りとわかる雨音が屋根から響く。フラッシュなんかじゃなく稲光だった。イタズラ好きの母らしい演出やなあ、と妹と笑う。これは忘れられないだろう。土砂降りのなか、また葬儀場へ戻り初七日の法要。おチビはぐったり寝てしまった。よく頑張った、おばあちゃんも喜んでるよ。

LINEトークルーム

割と平気に毎日過ごしてると思っていたがふと母とのLINEトークルームを見てしまった。あれ買ってきて、ていう何気ないやりとり。ダメだ〜お酒のせいもあるのかな涙がとまらない。居ないなんて信じられない。

5月1日　葬儀

曇りのち雨と言われていた5月1日の天気。お母さんのことやしたぶん降らんやろ、ときょうだいたちものんき。私ももちろん大丈夫だと思うよ。11時からの葬儀だったがなんでも斎場が明日は休みのため今日とにかく混みあっているそうだ。そのため少し早めに葬儀を開始することになった。車も乗り合わせて台数を減らせとか葬儀社のおばちゃんの圧がすごい。なんだかあれもこれも向こうの都合に合わせて急き立てられてモヤモヤした。葬儀は恙なく終わり斎場ではもう顔を見ることはできないので本当に最後のお別れ。お棺に入れたのは竹久夢二の画集、いわさきちひろのカード、超レアものの木でできた中山式快癒器大相撲カレンダー、甥っ子の作った折り紙のお花。ローラアシュレイのパジャマ。そして甘いもの命だった母、ありとあらゆるお菓子を入れた。阿闍梨餅、きんつば、ポンデリング、シュガーバターの木など。しかしこれまたなぜかすべて足元に置かれなんでやねん、と思う。食べるものはもう少し上に置きたいよ。パジャマも身体にかけてあげたかった。祭壇のお花と果物をお棺に入れる。いちばん最後、顔の周りにバラとユリを入れたら母の大好きだった宝塚みたいに素敵に華やかになった。これでお別れです。男性陣に担がれお棺を車に乗せて斎場へ向かいます。やっぱり雨はまだ降らない、大丈夫。

4月30日　通夜

着替えて再度式場へむかうと義妹とチビちゃんたちが既に居た。3歳の甥は元気いっぱいでおばあちゃん寝てるねーとそう怖がった様子もなくみんなを和ませていた。18時からの通夜。いつもはお経って長いなあ早く終わらないかなとか考えてしまうが色々思い出したりしていたらすんなり終わってしまった。住職にも穏やかなお顔をされてますねと言われた。遺影もいい写真が見つかってよかった。コロナのせいで持ち込み禁止ゆえどれもこれも美味しくない仕出しの通夜振る舞いのお寿司を食べて解散。弟と父が泊まることに。我々は家に帰る。

4月30日　通夜まで

28日の朝に亡くなってから30日に葬儀社の人がお迎えに来るまで母はずっとベッドに寝たまま。顔は穏やかで、息をしていないなんて信じられないがそっと触れてみると氷みたいに冷たい。弟は怖くて首筋くらいしか触れられないそうだが妹はスキンシップがすごいw剃り残しの顔の産毛を綺麗に剃ってあげていた。遺体の隣で眠るとかちょっと怖いとか不気味だとか今までは思っていたが今回はそういう気持ちは全く湧かず普通に話しかけたりして過ごした。30日の昼過ぎにお迎えが来たがもっとしんみりするのかと思いきやバタバタと慌ただしく涙を流す暇もなかった。この後納棺師さんによる清拭があるので立ち会うために出かける。清拭は一度してもらったのだが葬儀まで日にちがあくのでもう一度した方がいいと葬儀社の人にすすめられすることになったそうだ。若い女性の納棺師さんがひとりで淡々とすすめていく。とても似合っているピンクのパジャマは死装束に着せ替えられた。ここでも身体を拭くのを少しばかりお手伝い。タオルじゃなくて圧縮した綿で拭いていく。メイクはしみを隠してとお願いしたためファンデが濃くて顔色悪い。うーん。最後お棺に父弟妹と納棺師さんで移す。あーなんだか亡くなった感じがしてきた。ここで私たちは喪服に着替えるため一度帰宅した。

死別よりもしんどい

母がいなくなって約1週間。なんだかまだ現実感がなくて呼びかけたらどこからか返事が返ってきそうな気がする。遺影と遺骨を見たらこんなに小さくなってしまって...って涙が出るんだけど。今日は弟が父と一緒に携帯ショップに行き母の携帯の解約と父のプランの見直しをしてくれた。実は今までとても高額なプランだったらしくおそらく言われるがままに契約したのだろう。あんなにいばりくさっていた父の老いをこうして目の当たりにすると母の死よりもある意味しんどい。なんの趣味もない父のしょんぼりした背中を見ているのが辛くて同じ空気を吸ってると息が詰まりそうで用もないのに私は外出する。

4月28日　それから

母が息を引き取ってしばらくして訪看さんが到着。色々確認をしたのち、身体をきれいにすることに。葬儀社で湯灌という選択もありますがどうしますかと尋ねられ、母は知らない人に身体を見られることに抵抗があったようなので、よく知っている訪看さんにお願いすることにした。訪看さん、私、妹で体幹をを拭いてその後弟と父は足を拭いたり。身体のいろいろなところ、耳やら足やらに初期の褥瘡ができていてもっとしてあげられることはあったよな病院に入っていた方がこういう処置はしてもらえたのではと色々な思いが去来する。この辺りでクリニックの先生が来られた。死亡確認をされ、最後の挨拶をして去っていかれた。お世話になりました。髪の毛も洗ってもらってドライヤーした。綺麗になった。お気に入りの服はありますかといわれ、あんまりそういうのなかったしなあと、ローラアシュレイのパジャマを着せることに。生きてる間に着られなかったのは本当に残念で涙がぽろぽろこぼれる。顔剃り、薄化粧もしてもらいまるで眠っているように穏やかだ。母がかつて母の父を看取った時の話のように急速に冷たくなるのかと思いきやわりとずっと身体は温かった。ペディキュアをしてあげた。お寺の都合で通夜葬儀は4月30日と5月1日に。結果的にゆっくりお別れができてよかったと今は思っている。

4月28日　不自由からの旅立ち

4月28日妹がもしかして爆睡して母に異変が起きていても気づかないのではと心配になり7時頃見に行く。弟も間も無くやってきた。今日は在宅勤務なのでここで仕事するらしい。みんな居る安心感で私は二度寝してしまった。9時15分ごろ妹が起こしに来た。お母さんなんかいびきみたいなんかいてるけどいつもあんな寝息なん？って。飛び起きて見に行くとゼロゼロと痰が絡んだような呼吸をしている。ああついにその時が来た、と思う。慌てて訪看さんに電話する。苦しそうですか？と尋ねられた。そういうことはありません、と伝えるとすぐに行くので見守っていてくださいとのこと。みんなで手を握ったりさすったりして見守っているとそのまま静かに息を引き取った。4月28日9時25分。とても穏やかな最期でした。

4月27日　みんな来たよ

4月27日昼に医師より今日か明日かもしれませんと言われる。夜には弟妹や孫が会いに集まった。目はずっと閉じたままだが氷！氷！水！としきりに言っている。アイスボックスや普通の氷を口に入れる。氷を入れたときはバリバリバリバリ！と力強くいい音させて噛み砕いていた。これだけ力強ければ大丈夫やねとみんなで笑い合う。21時半ごろから痛い痛い、と言い始める。左半身が痛いと指す。妹がせっせとさすっているが痛い痛いとうわごとのように言い続ける。看護師さんに来てもらって楽になるお薬入れてもらおうか？と聞くと珍しくうなずくので連絡して来ていただいた。血圧は60/90くらい。酸素がちょっと落ちていると。座薬を半量入れることにしますとのこと。入れる前に看護師さんからお話がありこれを入れることによってもしかしたら不安定になりもうお話できなくなることもあるかもなどと聞かされる。しかし満場一致で使うことに。座薬を入れてしばらく看護師さんに見守ってもらう。話しかけたら頷いたりと反応がある。いい感じですね、とのこと。23時過ぎに看護師さんは帰られた。いつもありがとうしかない。その後は割と穏やかになった。弟が帰る際に帰るね、また明日くるわと言うと手のひらをヒラヒラさせてバイバイしていた。ユーモアのある母らしい動き。妹が泊まるので今夜は妹が母の隣で寝てくれることに。父も久々にゆっくり寝られるだろう。

4月27日　今日か明日

今日はクリニックの先生の訪問日。後ろ髪引かれつつも母に早く帰ってくるから待っててねと話しかけて出かけた。お昼過ぎ父から電話。ドキドキする。先生曰く、今日か明日かもしれませんとのこと。今私は急ぎ電車の中。告知されてほぼまる2年。自分たちだけは奇跡か起こるんじゃないかってちょっと思ったりもした。多分みんな思ってるんだろうけど。わかっちゃいたけど起こらないものですね。

4月26日　尿が出ない

朝エンシュアを飲もうとしていたがやはり今日も飲むまでは至らず。単語で話す。氷、お水、あし、背中、など。水分はとても飲み込みにくくなっているが氷はバリバリいい音をさせて食べている。エアーマットレスのコンプレッサーは柔らかい枕と毛布にのせたらずいぶん気にならなくなった様子。父は一生懸命身体をさすったり水をスプーンで口に運んでいる。その背中を見ると鬼の目にも涙じゃないがちょっとかわいそうな気持ちも湧いてくる。まあついこの前まで母にいちいちキレてたジジイだけどね。今日も食べたのは氷だけ。後オプソを2回飲んだ。気になっているのは尿が出てないこと。昨日の夕方が最後でその後全く。訪看さんから電話があったのでそれを伝えると急遽来てくださり本人に意思確認したうえで管をいれることになった。母は頑なにトイレに行くことにこだわっていたのにどっちでもいいです、という返事だった。管を入れたら400ccでた。すごく溜まっていたんだな。正直これで私たちもずいぶん楽になった。訪看さんに後どれくらいだと思いますかと尋ねてみた。今日ということはないがだいたい1週間かな、明日以降はどうなるかわからないと言われた。そしてこれからが介護の正念場ですとも。もう結構疲れてるけどそうなんだ。自宅で看取るというのはやはり大変。今日も父がポカをしていたので残る父の方が心配だ。

4月25日　主食は氷

朝起きたら父がエアーマットレスのコンプレッサーがうるさすぎて寝られへん！と訴えてくる。夜は電源切りたい！って。えーなんのためのエアーマットなん。またまたら自分本位でうんざり、と思ったが母も音が気になって眠りを妨げられたらしい。うーん困った。朝はエンシュア入れてといってコップに注いだが手付かず。腰をさすって、というのでさすったりトントンしたりする。ずーっと目を閉じたまま。声も出にくいらしい。話しかけるとうなずく。たまに返事もある。返事があるとなんか嬉しいな。私は所用のために父にお任せして出かけた。4時間ほどして帰宅したら氷食べた、と父から報告。このところ口内がとても乾くようで氷をやたら欲しがる。だから小さい製氷器にリンゴジュースを凍らせてみた。なかなか好評のようだ。その後今日は弟が私と妹に焼肉をご馳走してくれるのでまたまた後は頼みお出かけ。子供の頃何度か行ったことのある店。何十年ぶりに来たが想像より遥かに美味かった！3人とも大満足。いつもなら家に帰ったら美味しかったよーまた行こ！と母に話せてたのにもう聞いてくれる人はないのかと思うと寂しくなってしまった。弟妹とともに帰宅したら父が大声でお母さんおかしい！一言ではいえないくらい！昨日より明らかに弱ってる！って発表してくる。弟妹がいるからいつもより力が入ってる。せん妄がはじまったのかな、と思い聞くとトイレで立てない、自分でふけない！そのほかもなんか言っていたが母は耳はちゃんと聞こえてるのにそんなに大声で発表すること？とモヤモヤする。この段階まで来たら当たり前のこと。父はまあ頑張ってると思うけど本当に私と何から何まで合わない。ゲンナリ。弟はずっと母の冷たい手を握っていた。彼は多分一番母のことを好きだろうと思う。そして母もまた。弟妹帰宅後父は何故かジーンズを履いてネルシャツという普段出かける格好で寝床に。なんでそんな格好？てきいたらなんかあった時のために！って。安眠できないだろう。訪看さんに連絡してきてもらう間に着替えは十分できるで、といったが気持ちの問題や！と聞く耳持たず。聞く耳もったら父じゃないわな。好きにやれよ、とおもうが、今日父はスーパーに買い物に行って財布を忘れてきた。家にスーパーから電話があり急ぎ連絡しようとふとみると机の上に父の携帯...自分で気がついて取りに戻り事なきを得たようだけど不安しかない。おまけに夜は夜で風呂の湯張ったから先に入って、といわれ入ったらなんと湯船は空っぽ。栓をするのを忘れている。誰しも失敗はあるけど失敗続きは寝不足と無関係ではないだろう。母の身の回りのことがどうというより父と同じ空気を吸うのが本当に疲れる。寝る前に母におやすみをいう。あと何回言えるだろう。これまで手脚が震えていたが今は肩から上首もガクガク震えている。見ていて不安になる。明日訪看さんに聞いてみよう。おやすみを言うと水と氷が欲しいというのでりんご氷を口に入れる。水も飲んだらガクガクは少しおさまった。ホッとした。おやすみなさい。