息子は今は高IQですが
昔はIQが低く、長く大変な状態が続いていました
昔の息子は言葉が何も通じない、癇癪やこだわりがひどすぎて育てるのが大変だったので、何とかしないとと奮闘し、週7療育という時期もありました(一日2つ行くこともあったから週8のときも??)
そんな療育漬けの日々の中で私はいろんな先生に出会い、療育を沢山学びました
それは今の生活にもとても役立っています
というか療育時代がなければ、今の自分はなかったとさえ思います
療育は1日数時間では効果はほとんどありません
子供と接する時間の長い親が成長することで初めて効果が出るものです(週25〜40時間の療育的関わりがあって初めて効果が出ると言われています)
殆どの療育ではABAという応用行動分析がベースになっていることに色々通ってみて気づきました
息子は2歳はじめ〜幼稚園年中あたりまで、自費のABA教室に通っていました
(ABAは本当に高額なので、習い事代とか安く感じるほど)
そこで私が身につけた一つが
一日どんなことでいいので良い行動を見つけたら本人が喜ぶ方法で褒めるというとこ
褒める行動なんか一つもないんですけど!!と当時は思っていたのですが
一日一回は努力して褒めようと、一生懸命その行動を探しました
苦しい中で褒めるのは大変ですが、究極は上手に息を出来てるね!くらいでもいいと先生に言われ
褒め下手の私でしたが、よく観察して褒める点を探していました
そうすると
どうして褒めたくないんだろう、私が褒められる基準ってどこで決めたんだろう、それは本当に正しいのか、思い込みなんじゃないかと考えが移り
まず自分の基準が息子よりも高いことに気づきました
早く喋ってほしい
意思疎通をしたい
癇癪を起こさないでほしい
他の子と同じ様になってほしい
私はその理想から遠く離れる息子を全く見てなかったことに気づきました
同時に周りの目を酷く気にしている自分にも気づき
周りの目というのは自分を助けてもくれないし、責任もない、声は自分の頭の中だけのことなんだと気づきました
息子と関わるのは一生だけど、ほとんどの人が今後かかわらない人間だと考え
周りの目を捨て、気づいてしまうと自分が思うほど周りは人のは周りのことを気にしてないことにも気づきました
息子は息子でいいという思考に変わってきたところでやっとスタートラインに立てた感覚を持てました
そこから息子との帆走の日々が始まります
息子の横に立って、人間として、日本人として、私が知っている良い行動を取れた時にひたすら褒めるを繰り返しました
悪い行動は気にしないようにスルー、流すこと繰り返しました
なんでこれが出来ない!!と怒っていた時はなにも改善されなかったことが
良い行動を褒めていくという小さな一歩一歩で少しずつ進んでいくことがわかりました(ブログのタイトルもここから来ています)
種を少しずつ蒔いて、咲くのを待って待って花畑にしていくようなそんな感じです
この子は注意したとしても伝わらないんだという実感でした
ABAについては詳しくはこちらを
https://junior.litalico.jp/column/article/075/
https://studiosora.jp/column/1539/
怒って罰を与えて悪い行動をやめさせることを弱化というのですが、これは効果が薄い+最終手段とされています
行動の後に褒められたり、良いことが起こったりすることを強化といいます
定型の子達はいろんなことがわかるから弱化が通じるというだけで、弱化の効果は本来は薄いと思っています
定型の子は少しの刺激でも修正が可能ですが
非定型の子は少しの刺激では気付かない
叩かれたり怒鳴られたりしても関連性がわからないので、かえって反発を生むというのが正直なところなのかなと思います(ABAから離れて長いので、間違っていたらご指摘ください)
ABAは色々難しいのですが
素人が覚えるのはこれ2つでいいと思います
良いと思った行動を、相手が本当に喜ぶ褒め方で褒めること
悪い行動を相手の刺激にならないやり方で上手くスルーするスキルを身につけること
この褒め方が響いたというのは表情で判断します(ちなみに夫にも有効です😸)
息子は褒めるのが響きにくいタイプだったので、小さいころはあの手この手のバリエーションで褒め試しました
いまは言葉が充分通じるので、響くポイントがわかりやすくてとても楽です
あと加えるなら一日一回でもいいから可愛くてあなた自身が大好きだと伝えることもとても有効です
あなた自身でいていい、ゆっくり成長すればいい、そのままで最高であなたを私は愛しているし認めている
と、何かしらの言葉を添えて頭をなでたり背中をなでたり、手を握ったり、ギューッとしたりしながら伝えること
それもとても良かったと、いま振り返って思います(いまでも毎日自然に続けてます)
私は母から褒められることも認められることも可愛がられたりすることも(父からは女の子だから可愛がられた)なかったので、どうしてもこのあたりに抵抗があったのですが
真面目で決めると出来るタイプのため、落とし込んで決めると取り組めました。(自分の得意なやり方を探して習慣にするのがおすすめ)
小さい頃の自分も一緒に褒めて愛するつもりで、決まりごとのように一日一褒、一日一認、一日一愛、子供と夫、自分自身に対してしていくと
それが効果的でした
息子が意思疎通が出来、喋れるようになってから
検査の意味がやっとわかったようで、IQが上がり高IQといわれる数値になりましたが
いまでも褒められることでしか動かない特性は変わっていないと思います
高IQ児は考えが深いのもあり、自分に対して高い理想を掲げるけど子どものためできない事も多く、色々できたとしても自己肯定感が低い
自己肯定感というのは理想と現実の差が大きいほど起きやすい
そこに、そのままで私は愛してるよ、〜なところがいいね、最高だね!と褒めることで
自分は自分でいいし、子供でいていいし、他人は他人は他人でいいと思えるように少しなります
自分は自分でいいと思えないから、他人が気になり責めるようになる
自己受容感を育てる手伝いが小さい頃なら出来ます。
今なら現実の自分も悪くはないんだと思える力になれる
悪い行動は無視、良い行動を自分からしたときに褒める
そうしていくことでとても変わります
というかこれでしか変わらないと私は思っています
高IQも応用行動分析が有効です!
通常のよりも少し大きめと考えると良いです。可愛いです🙆
KEEN、歩きやすいです!
おすすめパンツ。来年くらいまでは流行るかなぁと予想
面白いのでおすすめ!
絵が可愛くて、読みやすい本です。息子が気に入ったので、最近少しずつ集めています。