それから後は、
抱きしめて
キスして
時間を気にする気もなかった。
お気に入りのコート
ワンピ
香水
礼の匂いはどんなだろう。
前みたいに気にする暇もなかった。
彼も夢中で、
ゆっくり、
たぶんお互いにじっくり味わった感じ。
いろんな話もした。
これまで話したことのなかった本音。
好きという言葉を聞き出しても、
安堵感はなかった。
恋してるギリギリの感じ。
課長がそれが好きなことは分かってた。
じゃあ礼はどうしたらいいんだろ?
礼自身はどうしたいんだろう?
でも、課長の特別になりたい事には変わりはなかった。
しかも、それが手に入ろうとしている感じさえした。
おこがましいかもしれないけど。