母親の交通事故があってからもう4か月が過ぎました。ブログをなかな書けなくて間が空いてしまいすみません。
お話は母が事故に遭ってから2週間後。
コロナ渦にもかかわらず無事に病院から退院してからのお話です。
退院する時にお医者さんから言われたこと。
「脳内の神経が切れていて突然気絶する発作を起こす可能性がある。
車は運転しない方がいい。
後、硬膜下血腫。
定期的にMRIを撮って脳内の状態を確認していきます。」
事故後約2週間で退院した母。
食欲は未だにあまりないみたいだけど、吐き気は止まったのでひと安心。
しかし、一つおかしなことが。。。。
手が化物のように大きく見えるらしい。
自分の手も、人の手も怪物みたい。
「もう嫌だからなるべく手は見ないようにしている」って言う母。
先生に言っても、「わからない。」と言われるだけであまり話を聞いてくれないらしい。
同じように脳挫傷を経験したことのある家族を持つ友達に聞くと
「そういえば、TV見てるときに画面が歪むって言ってたよ。」
と教えてくれたので、なんだか脳挫傷には共通点でもあるのかな。
その後、昔の父親の友人に脳外科の先生がいて、
長い間連絡を取っていなかったけど、この機に思い切ってお母さんの経緯をメールをしてみた。
すると、連絡を取らなくなったころ、その脳外科の先生はお父さんにずいぶんと申し訳ないこと
をしたと長い間思っていたらしく、「今このタイミングで恩返しができてとてもうれしいと。」
快く母親のレントゲン写真を送るように言っていた。
本当にありがたい。人の繋がりに本当に感謝です。
するとその先生が言うには、
「本当に奇跡というしかない!!損傷のあった脳の場所はあまり関係のない場所で、
1mmでもずれていたら大変だった。」と。
他の先生が言っているような「急に倒れるような後遺症も現れることはない。」
と。
この言葉にはお母さんも大喜び。
感情の部分が損傷しているけど今特に問題がないのであれば、脳の損傷は時間が経つにつれ症状は良くなるものなので、今より悪くなることはないと。
母親の故郷の近くに先生の知り合いの病院もあるのでその先生にも話をしてみてくれとのこと。
その後母は、2週間ほど事故が起きる前の25年ほど住んでいた家から、
自分の姉が住む地方に父親と住みたいと言って、
車で7時間かけて出かけていきました。
もう70歳なので本当に運転なども心配だけどまあ、行動できるだけありがたいなとも思います。
「姉の敷地に使っていない家が一つあるのでそれを購入して改装して住む。」
と言い出し、改装中は旦那さんがなくなり一人で住んでいる自分の姉の家の2階に住むことになりました。
敷地内には母の姉の子供家族も住んでいて、何かあれば手も貸してもらえるし小さな子供も遊びに来るから気が紛れていいみたい。
しかしそんな楽しい生活も長くは続きませんでした。。。。
つづく。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
このお話は、母親の交通事故の後の経過のお話を書いています。
もしよければ、この前のお話も併せて読んでいただけたら嬉しいです。
以前のおはなし。
交通事故の母の後遺症が決定。交通事故にあった母③
事故2日目で病院を移動の日の出来事 交通事故にあった母②
気がつかなかった父からのメール。交通事故にあった母①
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