居場所
やっと辿り着いた居場所。ここが私に似合う居場所だと思い、走り続けていくつの季節が過ぎ去っていっただろう。様々な物を犠牲にして走り続けてきた。犠牲を強いても走り続けたくなるような場所だった。そんな居場所が最近妙に居心地が悪い。私は少しずつ違和感を覚えるようになった。がむしゃらに貪欲に生きていたあの頃。可哀相で憐れで同情される今日この頃。周りが作り上げた同情を払拭したくて、余計に犠牲を払い走り続ける。同情なんか要らない。私が望んでいるのは、一緒に戦ってくれる仲間。意見や考えを語り合い、愚痴り合ったり、互いを認められる、そんな戦友を探している。嫌なら止めるのもひとつの手段。でも止めてしまえばそれで終わり。そんな幕の引き方は私には似合わない。