今日の17時18分に起きた地震で、
嫌と言う程味わった恐怖心がまた蘇った。





癒える事の無い心の傷が、
不意に望まない形で抉られる。





あの3月11日を経験して、
家族が傷付き、
実家が損壊を負った事によって、
元々恐いと感じていた地震に対して、
余計に恐怖心を覚えるようになった。





地震は完全にトラウマになった。





周りに大袈裟だと言われても、
経験した者にしか分からない事がある。




残酷だけど、
それが現実。





今日の地震で確信したのは、
生きている限り、
このトラウマとは戦い続けなければならないと言う事。





この恐怖心がいつまた蘇るかは、
誰にも分からないと言う事。





今はまだ生々しい傷でも、
時が経ったいつか、
受け入れられる傷跡になりますように…。