東日本大震災から、
一年半の月日が経ちました。



私にとっては、
ついこの間の事という意識があったので、
今日テレビでそう耳にして、
初めて実感しました。



時間が経つにつれ、
あの出来事が風化して、
人々の記憶から薄れていく気がして、
残念な気持ちになります。



まだ行方不明で発見されない人、
発見されても身元不明で、
家族の所へ帰れない人、
仕事を失い収入がない人、
仮設住宅で暮らす人、
復興に向けて、
一歩一歩前に進んでいるのは間違いないですが、
まだまだ問題は山積みです。



私の実家は倒壊こそ免れたものの、
一部損壊と認定され、
まだ完全に復旧していません。



今でも時々起きる地震に、
物凄い恐怖心を覚えます。



実家が福島という事で、
散々嫌な思いもいっぱいしてきました。



地震が起きる度に、
「どうせまた福島沖でしょ」という、
心ない一言を耳にしたり、
原発事故の絡みで、
「よく福島に帰れるね」と、
言われたりもしました。



殴りたいぐらい苛立ったけど、
耐えて耐えて堪えるしかなくて、
どうしようもなかった日もありました。



こういう大惨事が起きると、
人間の本性が出るという事を、
嫌と言う程に痛感させられました。



その中でも、
私の実家や両親の安否を心配してくれたり、
私自身のメンタルを心配して、
声を掛けてくれた人もいました。



一年半という実感はないけれど、
本当に色々な事を考え、
いっぱい苦しんで、
いっぱい泣いた一年半でした。



忘れないで欲しいです。



日本が負った計り知れない傷と痛みと悲しみと、
そこに立ち向かい戦い続けている人が、
今もたくさんいるという事を、
日本国民はもちろん、
世界中の人々に覚えていて欲しいです。



$sweet♀devilのいたずら日記

岩手県陸前高田市の高田松原
津波に耐えた1本の松



I don't forget 3.11nd hope PEACE all over the world.



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