スウェーデンの介護現場で働き始めて12年。

最近は、いろいろな責任も任されてきたので、

直接介護以外に事務的なことも業務に増え、そのせいで時間に追われ、

最初に働き始めた時のような、ゆっくりした時間の流れを忘れてるなぁということに気付きました。

 

次から次へと湧いて出てくる仕事内容。

やっと時間が出来たと思っても、残っているペーパーワークを処理しなければならないショボーン

責任が無かった昔は、利用者と一緒にフィーカをして、長い時間話をしていたのに、

最近は事務作業が増えたため、時間があればパソコンの前に座って、

ケアプランのチェックや、必要書類の作成をしていました・・・。

 

そんな時に、短期入所で入所された利用者とお話をしていたのですが、

フィーカの時間になり、その時間は一番ナースコールも少ないので、

少しケアプランのチェックを終わらせようと思い、事務室へ向かおうとした時に、

その利用者が「ミナは一緒にフィーカしないの?」と、とても寂しそうに不思議そうに質問されました。

 

今まで私のブログで、

 

フィーカはスウェーデンの大事な文化です!!

 

と、何度も自分で繰り返し書いておきながら、この大事さを忘れてた~~~汗叫び

 

長く施設に入所されてる利用者たちは、私たちがどういうペースで働いているかを知っているので、

無理に一緒に座ってフィーカして欲しいとは言わないのですが、

短期入所だった利用者は、そんなことは考えていないので、ただただ疑問だったようです。

 

 

スウェーデンで働き始めた時は、

「フィーカを一緒に出来るって、なんて素敵なんだろうドキドキ」と思っていたのに、

仕事の業務内容の忙しさに追われ、その気持ちを忘れてしまうなんてガーン

 

なので、最近は、自分の事務的作業は、ボスに事情を説明し残業扱いにしてもらい、

利用者とのコミュニケーション時間とフィーカの時間を大切にすることを心がけています。

 

フィーカはスウェーデン人にとって大切な文化ですのでねウインク