初投稿の記事を一度書いたのだが消えてしまった(笑)
もう一度書く事としよう。
その日は突然やってきた。父親の死だ。
そして、その日から派遣で働くシステムエンジニアから、社長業をする事になった。
社長業にあこがれが無かったわけではないが、学生時代は社長業なんてのは特別な人間がするものだと思っていた。
プロスポーツ選手や、俳優、歌手よりももっと特別な職業だと思っていた。
最初に社長業を強く意識したのは、学校を卒業して、新人で入った会社1日目だ。
2000年より少し前、ネット黎明期の時代に入った50人ほどの小さなソフトウェアハウスだ。
社長さんとは入社面接も、契約なども含め何度かお会いしていたが、打合せスペースまでしか入った事が無く、社長と、事務の人と面識があるぐらいで、実際に会社の人と顔を合わせるようになったのは入社してから。
老け顔で年齢が50歳オーバーに見え社長は40代前半、専務も50歳以下。
そして取締役連中も30代前半と言う若い会社だった。
会社・・・と言うよりも、こういう業界なんだと感じた。
この時、「2年やそこらで仕事を覚えて自分も独立しよう。そうしないといけない業界だ」と思った。
それからと言うものは社長業をしたい一心で、その思いはひた隠しに、まずはサラリーマンとして、この業界の普通を吸収すべく頑張った。
まずは、この業界が自分に合うのか、体力的にも精神的にも持つのかどうか。
野望を隠しつつ、まずは一拍遅れたとしても周りの反応を見る、今で言うところの空気を読むという技術を第一にサラリーマン生活になじむ事から始めた。