ヌコに告ぐ②貴方の気持ちが分かりません。貴方はいつだって、遠いどこかを眺めては、遠いどこかに想いを巡らせているのでしょうか。私が貴方を欲しても、いつだって貴方は素知らぬ顔・・・。なのに何故貴方は、無機質な新聞に!素手で触ると汚れる新聞に!自ら身を投じるのでしょうか・・・。私が膝の上に新聞を広げた時だけ、訪れてはその時だけ見せる貴方の素顔・・・。なんだか悔しくて、今夜も新聞を閉じてしまうのです。そんな眼で私を惑わせないで下さい・・・お願いだから。