先日NHKで秋元康と黒木瞳のそれぞれの人生に思い入れのある10曲の番組があり、食い入る様に

観てしまった。

黒木瞳はともかく、いつもテレビに見え隠れしている時代を変えた今や大御所プロデューサー秋元康

の選ぶ10曲には、AKBとかどうでも良い人でも興味あるでしょう。


その中で秋元さんは、自ら作詞したAKBの反戦の歌「僕たちは戦わない」を挙げていた。「たかがアイドル

されどアイドルにメッセージ・ソングを歌わせるのが、僕なりのメッセージ」だと仰ってた。


そうですね、確かにあれは良い歌かもしれない。

その曲のPVも曲とともに流れていたけど、、、あのPVはカワイコチャンのコスプレの戦場コント、、、

じゃないですか?「ぼくたちはぁ~ たたかわないぃ~ あいをしんじぃてるぅ~」

歌詞が何と言っても、アイドルが戦場のコントをしているようにしか見えない、依ってその歌全体に

説得力はない。むしろあんな下手な芝居を見せられた所であなたが言いたかったメッセージが

伝わりにくくなっているよ。「戦争」や「平和」の重みを真に理解出来てなさそうなカワイコチャンに

間接的にメッセージを言わせても、却って焦点がボヤケてメッセージは浅いものになってしまう。


美空ひばりに「川の流れのように」という名曲を提供した彼が、どうしてこんな事も気が付かないのか。

秋元康とは世間から目が離せない様な人だからこそ、公明正大な眼差しを持っていて欲しい。


偉そうに言ってしまってすみません。