夕方、仕事から帰ってきて、一息ついてたとき・・・ (゚Д゚)y─┛~~
嫁父コールが来ました!
こんなに遅くかけてくることはあまりない。
嫁も、かけてくる理由がわからないそうだ・・・
また、いつものお誘いコールだったらどう断わろう? (´A`)
嫁父「うぉいっ! 今から来てくれんか?」
いつものお誘いコールとは明らかに様子が違っていた・・・
思わず緊張が走る!
嫁もわたしの表情からタダならぬ気配を感じ取ったようだ。
嫁父「義母さん(swan嫁のおばあちゃんです)が・・・」
嫁父「今朝からずっと電話しとるのに、電話に出んのじゃ!」 !(#゚Д゚)アワワ・・・
おばあちゃんは、おじいさんを亡くされて以来、一人で生活してます。
嫁父は知り合いから・・・
「親と離れて暮らしとるんやったら、なんかあったらいかんから毎日電話して無事を確認してあげんといかんぞよ」
と、アドバイスを受け、それ以来毎日欠かさず、電話をしているそうだ。
俺「すぐ行きます!」
とにかく急いで嫁の実家へ車を飛ばし、嫁父と嫁母と合流した。
嫁父「こんなときに限って、みんな出かけてしもうてなあ・・・」 (*ノД`*)
ばあちゃん家の近所の人に電話するが誰もでなかったとのこと。
嫁「村の人と旅行に行くとか、病院行ってるとかじゃないの?」
嫁父「それやったら、必ず前の日の晩に電話があって、予定を教えてくれよったんじゃ!」
嫁母「昨日の夜電話したときはちゃんと出たのに、今朝から一日中、電話かけても出んのよ」
嫁の携帯から数十回、婆ちゃんの家に電話するが一向に出ない・・・
呼び出し音は鳴るから、受話器があがってしまっているわけでもない・・・(。・ω・)ノ゙
日は少し前に暮れてしまい、空は濃い藍色に変わろうとしていた。
ばあちゃん家に着いた!
嫁父「あかん! 電気が点いてない!」
不安を抑え玄関に駆けつける!
嫁「玄関にカギがかかってる!!」
嫁母「ばあちゃんの手押し車がない!」ヾ(・Д ・;)
手押し車は、ばあちゃんが出かけるときの必需品だそうだ。
ひとまずこれで、家の中で倒れている可能性は消えた・・・
嫁父「・・・もしかして・・畑で農作業中に、倒れたんじゃ・・・」
四人で畑へダッシュ!! ε= ε= ヾ(;゚;Д;゚;)ノ
その途中・・・
嫁「とまって! ねえ、何か聞こえない?」 (゚Д゚)
なにやらガラガラという音が聞こえた。
四人ともあわてていたため、懐中電灯を忘れてしまっていた!
嫁父「 義母さんか?」
嫁母「かあちゃん?」
ふと、暗闇に・・・
何かのライトが点いたかと思ったら・・・
老婆の顔が、こんにちは! (゜▽ ゜)
うぎゃああああああっ !
で、でた~っ! ε= ε= ヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙
ばあちゃん「あんたら、こんなとこで何してんの?」 (・-・)?
ばあちゃん・・お願いだから・・・
自分の顔を懐中電灯で照らすのは止めてええええっ~!!
嫁父「うぉいっ! 今日一日電話しても出んかったが何しよったんやっ!」
ばあちゃん「ああ。今日かね? 一日畑で作業しよったんじゃよ!」
ばあちゃん「ゆうべ、”おむすびころりん すっころりん”を読んでなあ・・・」
ばあちゃん「わたいもおむすび 転がしたら何かええことあるかもなあと思って・・・」
_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ♪ おばばマジック シャキーン!
(屮゚Д゚)屮 ⌒┻┻
まぎらわしい事するなああーっ!
なにはともあれ無事でよかったです。 _| ̄|○<ガクリト ツカレタ・・・