どうも厄年の時は

なぜか企業で働いてたりするわけですが


まあこの時期

ほんととんでもなくムカツク

人間が仕事がらみで身近に現れるんですよね。


それが上司だったりするわけですよ。


これが厄なんだろうね。やっぱり。


そもそも

立場や権力を楯に物を言う人間の

言葉なんてまともに聞くつもりが

若い頃からないので

必ずぶつかるわけですが


昔よりはだいぶ

聞いてるふりだけはできるように

なったかなあと思います。


自分が思ってた以上に打たれ強くも

なっているし。


昔だったら「ふざけんな」って

ぶん殴ってた人間に対しても

そんなことをして

そいつのためにせっかく

ありついた楽で金のいい仕事を

棒に振るほうがつまらないと

気づくようになったわけですね。


ほとんどの人が仕事が嫌に

なる理由は人間関係だと思いますが


そんな理由でやめることはないと思いますよ。


すべて右から左に受け流して

バカはほっときゃいんです。


どうせ必ず追い詰められていくんですから。









あんまり後悔したりしない性格なんですが

数少ない後悔の話を書きたいと思います。


まあもう随分前のことになりますが

もうすでに亡くなってしまった

僕のおばあちゃんとのの話です。


僕がサラリーマンを辞めて

音楽中心の生き方に切り替えて

何年かして

おばあちゃんは脳梗塞で倒れました。


まあ根性のある血筋なので

その後厳しいリハビリにも耐えながら

ある程度まで

おばあちゃんは回復して退院したわけですが

ボケないまでも、やはり入院する前と

同じようには言葉も体も

自由には動かない状態となってしまいました。


そんな中、ふらっとおばあちゃんの家に

一人で遊びに行った時

不自由ながらも僕のたわいもない話に

つき合ってくれて


帰りも僕が幼い頃からいつもそうして

くれてたように

家から少し離れた場所まで

僕をおばあちゃんは見送ってくれました。


その別れ際に

なんと2万円のおこづかいまで

「いろいろ大変だろうから」と言って

手渡してくれました。


おばあちゃんは病気になる前は

ずっと僕が音楽の道や

タレントの道に進むことを

反対していたんですが

きっと苦労してるんだろうなあと

心配してくれて

おこづかいをくれたんだと思います。


その2万円を大事にしようと思っていたんですが

あまりの生活苦に

ほどなく使ってしまうわけですが


結局その2万円を貰った時が

おばあちゃんと会った

最後となってしまい


なぜその2万円をどんなことをしても

とっておかなかったんだろうと

今でも後悔しています。


やはりお盆近くなるとあの日の

出来事が不思議と

思い出されるので

きっとあの世でもおばちゃんは

僕のことを心配してるんだろうなあと

思うわけです。


結婚もし、子供もいるのに

今だにバイトをしながら

売れないミュージシャンとして

生きている僕なので仕方ありません。


おばあちゃん

また会うときまでには良いニュースを

もっていけるように

がんばるからね。


僕と家族をおじいちゃんと一緒に

天国から見守っていてください。

よろしくお願いします。







はかせさんの

バイオリン

どうもフラットしているように

聞こえるのは僕だけであろうか?