【消滅!!】総武線 通勤快速

きたる2022年3月12日。JR東日本ではダイヤ改正が行われる。


各路線で様々な変化が発表されるなか総武線では、通勤快速を快速に変更する

と発表した。


↓E217系 総武快速線 通勤快速 成田行



そもそも総武線の通勤快速がどのような列車かというと、平日上下2本ずつ運転されていて、


上り東京方面は朝ラッシュ時間帯に

下り千葉方面は夜ラッシュ時間帯

列車の設定がされている。


総武線通勤快速の最大の特徴はその停車駅

にある。



19時52分 東京発成田行きの通勤快速を例に挙げて紹介しよう。

東京を出ると新日本橋、馬喰町、錦糸町と各駅に停車する。

「なんだ…普通のと変わらないじゃん」


と思いかけたのも束の間。


アナウンス「次は船橋です」


「え???」


なんといきなり新小岩、市川をすっ飛ばすことを高らかに宣言したのだ。


たった2駅の通過。と思う人もいるかもしれないが

18.4キロの間をモーターを唸らせながら爆走する様はなかなかの迫力だ。


船橋では3、4割ほどの降車がある。

(まぁそれと同じぐらいの乗車もあるけど)


「さぁ…次は津田沼あたりに止まるだろ」


と油断していると


アナウンス「次は千葉です」


「え???」


本日2回目の衝撃だ。

あろうことか船橋の次が千葉だとほざいたのだ。


自分が乗っているのは特急と錯覚し、自由席特急券を購入しようと520円を準備しだす客も少なくないとか()


大ターミナル津田沼を通過する爽快感といったらこの上ない。


列車はあっという間に県都・千葉駅に到着。

東京からの所要時間は34分

(後続の快速列車の所要時間は44分)


そう。通勤快速は

あれだけ飛ばしても10分

の速達にしかならないのだ。


もちろん世のお父さん/お母さん達は1秒でも早い帰宅を望んでいるかもしれないが。



・通勤快速のメリット

1.快速よりも10分程度の速達性能がある

2.比較的空いている

3.通過駅が多い爽快感

4.ドア付近の立ち客のストレスが少ない

5.東京駅始発


・通勤快速のデメリット

1.途中駅から座れる可能性が低い

2.そこまで時間短縮にはならない(特に朝)

3.誤乗多発





3月で姿を消してしまう通勤快速。
ぜひ一度乗ってみてはいかがだろうか。

                   natsuki