Love or Hate―スウェールズなカンケイ。

Love or Hate―スウェールズなカンケイ。

ウェールズ、UK、アイルランド、時々スウェーデン。

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なんといっても開幕前から楽しみにしていたロンドン五輪閉幕式。

そんな音楽ファンのみなさんの期待を踏みにじるかのようにアーティストにもふれずパフォーマンス中にも話し続けた実況の記事は私も多数読みました。

が、

どの記事も出演アーティストにTTのことなにも書いてないじゃない!

大物だよ!!

ということで、ご要望にお応えして日本のメディアには一切取り上げられなかったユーコ・チャブス的注目アーティストをご紹介&簡単に解説いたします。

まずは、One Direction
 

2010年のX Factorで3位となったOne Direction。もともとは個人でオーディションを勝ち進んでいた5人がSimon Cowellの選抜により結成。
歌うはデビューシングルのWhat Makes You Beautiful。UKでは初登場1位になっています。
デビューアルバムUp All NightはUKチャート初登場2位ですが、USでリリースされるとなんと初登場1位とSpice Girls以来の英国アイドルグループ快挙となりました。
日本でも8月にデビューしたばかり。結構売れてるはず。
2013年にはワールドツアーもあるので来日公演あるかもしれません。

ついでにスウェーデンでもティーン誌のカバーになるくらい人気沸騰中。

 



その後に出てきたのがアクロバティック集団Spelbound。

Spellbound 

こちらは2010年のBritain's Got Talentで優勝。ツアーやイベントに出場し、英国での知名度はかなりものもです。 


Russell Brandも出てきて会場を沸かせました。




英国ではBig Brother関連番組などの司会者、またはコメディアンとして知られた存在ですが、Katy Perryの元夫といえばもっと分かりやすいかと思います。
2008年にラジオ番組で度の過ぎたいたずら電話をして非難を浴びましたが、その後USに渡りMTV Video Music Awardsのホストを務めブレイク。
ベジタリアンであるほか、かつてヘロイン中毒、アルコール依存症だったことでも知られています。

選手入場でパフォーマンスをしたElbowも日本のメディアではノーマークでした。

Elbow 


2曲目に披露したOne Day Like Thisは五輪を通して今世紀の英国の定番曲となりました。

2008年6月に発売され、UKチャートでは最高位35位と地味なチャートアクションでしたが、その後、同曲を収録したアルバムThe Seldon Seen Kidがマーキュリープライズを受賞。またBBCの北京五輪ハイライトにもこの曲が使われたこともあり、引き続き地味に長期間トップ100圏内にチャートイン。
この楽曲はBBC五輪中継のほかにも、同年のBig BrotherでのハイライトシーンやテレビCM、ドラマの挿入曲として頻繁に印象的に起用され、知れ渡って行ったようです。

往年の定番曲をメドレーで往年の子供番組キャラクターたちが歌った2009年のチャリティー番組Children In Needオフィシャルソングにもこの曲の一部が組み込まれていて、英国でのポピュラーソングとなっているのがうかがえます。

続いては、Spice Girlsその他大物はすっ飛ばして、やっぱTT!

注目どころは一週間前に第4子を死産で失ったGary。出演をキャンセルするのではとも言われていましたが、見事悲劇を乗り越えRule The Worldを歌い上げてくれました!涙なしでは観られません。

 


ほかにもTinie TempahとかTaio Cruzとか今日の英国を代表するヒップホップアーティストもちらほらと出てきて、まるまる楽しめた超豪華パーティーでした。

 

まさに「帰ってきたBEAT UK」