今回は、告知されてから入院までの準備について。

大腸カメラで大腸癌が見つかって、

大腸全摘！と宣告された時、

担当の看護師さんに

「手術までに何かやっておくことありますか？」と聞いたら

「ちゃんと食べてね。特にタンパク質。傷口の治りに影響するからね」との

アドバイス。

「なるほど」と納得することで、

精神的にも少し落ち着いたとともに、

家に帰ってから、どうしても落ち込んで、食欲が無くなってしまいがちな時に、

この言葉を思い出して、

食べていました。

あと、今まで知らなかったのは「手術前に歯医者に行くこと」

麻酔科の医師の診察までに、

歯医者で歯周病等のチェックを受けてくるように、と。

これ、同じ病院に歯科があれば、そこで受けるのかもしれないけど、

私の入院した病院にはなかったので、

行きつけの歯医者さんに急いで行きました。

手術の時に気管挿管して人工呼吸器に繋ぐので、

その時に、グラグラしている歯があると

肺にそれが落ちちゃったり、とか、

歯周病があると、その菌が肺に入って肺炎になっちゃったり、と

重症化するリスクが高くなる・・・のだそうです。

なるほど。

コロナ感染で、歯周病の人は死亡率が高い、と歯医者に注意喚起のポスターが貼ってあったけど、

こういう理由もあるのかもしれないですね。

歯とお口の健康は、全身に影響することをこの時に、実感しました。

もう一つ、気を遣ったのが「感染症」

病院からは手術前２週間の健康チェックと「外食禁止」を申し渡されたのですが、

私の仕事は、学校に行くこと、なので、

コロナ感染だけでなくインフルエンザにもかからないように、気をつけました。

入院した日にまずはPCR検査があり、その結果が出るまでは病室待機、なので、

ここで引っ掛かったら、入院もできない！と、

ドキドキでした。

ということで、言いたかったのは、

「大腸癌」という病名の重さに押しつぶされ、

自暴自棄になりかけたけど、

実は、それ以外の「病気」にかかったり、悪化させないようにしたり、

栄養状態を良好にして手術に臨んだりする、ということが

大事なことを、我が身を持って痛感したこと。

ちょうどその頃、秋野暢子さんがテレビに出ていて、

癌との闘いのこと、お話しされていました。

今は寛解状態で、ともかく体力をつけるために、

筋トレとか色々取り組まれている、と。

観ていて、涙が出てきて、

そうだ！癌と闘うためには、体力つけて

癌以外は「健康体」でないといけないよね！と

心を強くすることができました。

そして、仕事仲間、友人、知人、家族などから、

暖かい励ましの言葉をたくさんたくさんいただきました。

これもホント、パワーになりました！

この場をお借りして、お礼を申し上げます。

写真は、仕事仲間から頂いた「千羽鶴」

まさか！のサプライズプレゼントで、

あんなに忙しい方達が！と、

驚くと同時に、

ホント、嬉しかったです。

ありがとうございました！

続く・・・

大腸がなくなっちゃいました！その２