2日目はお昼にチェックアウトしたあと、ならまちをふらついて、奈良公園で鹿に鹿せんべいを。
ケンカ?じゃれあい?ツノがかゆいの?
みんなに餌もらってるからか、せんべい差し出してもぷいってする鹿も。
どっしり座ってる姿はカンガルーに似てる。笑

JR奈良駅から電車に乗って法隆寺駅へ!
開放感!
旅先のこういうの必ずチェックしてしまう〜
街並みがのどか。素敵。木造住宅だいすき
うわーーかっこいい。大きな木もだいすき

でもとてもお腹が空いていたのでとりあえず法隆寺の目の前のお蕎麦やさんへ
鴨たまうどんとところてん☺︎
すごくおいしかった!
お腹も満たしていざ。
お猫様に遭遇
法隆寺五重塔(国宝)
そしてついに、五重塔と対面!
言葉で言い尽くせない美しさがあった…

境内の係員のおじちゃんが、法隆寺の五重塔は他の寺院の塔と違って上に行くにつれ屋根がどんどん狭くなっているんだと教えてくれた。たしかに、前日の興福寺のものと比べると先細り感が強い!

五重塔を構成する5つの楼閣を、下から地(基礎)、水(塔身)、火(笠)、風(請花)、空(宝珠)といいます。5層それぞれは独自の世界(思想)を示し、仏教的な宇宙観を表しています。
現存する木造建築の五重塔としては世界最古のものである法隆寺五重塔は、初重から五重までの屋根の逓減率(大きさの減少する率)が高く設計されていることが大きな特色です。五重目の屋根の一辺は、初重の屋根のおよそ半分のサイズです。塔身もまた、下層から上層へ行くにつれ、細くなっています。
引用:http://www.horyuji.asia/entry3.html

国宝に指定されている木造の五重塔は日本全国に11しかないみたい!これだけ各地にお寺がある割には意外と少ない。

世界最古の木造建築だよーー

法隆寺(世界遺産)は聖徳宗の総本山。
金堂と五重塔は西院伽藍、夢殿は東院伽藍にある。

おじちゃんは金堂の昇り竜と下り龍、
獅子と象の彫刻についても教えてくれた!
卍崩しの高欄についても。
言われなければ気づかなかったな。ありがたい🙏
金堂から五重塔を臨む

大講堂(国宝)のなかの薬師三尊像と四天王像を拝んで、東院伽藍へ。
いちいち風情があるねぇ…
夢殿(国宝)
聖徳太子の供養のために建てられた八角円堂。

閉門の時間が迫っていたんだけど、ここでも係のおじちゃんが特別に内部に祀られた像を見せてくれた。なんて名前だったか忘れてしまった…
もともとは外に安置されていたけど、今はこんな暗いところに閉じ込められていて可哀想だとか言っていた。あれが救世観音?

時間になると、係の人が大きな声で「閉門!」と言いながら四脚門を閉めていた。
時間が遅かったのもあるだろうけど、人も少なくしーんとしていてとても良かった、法隆寺。また来たいなぁ

寒すぎてバスが待てず法隆寺駅までタクシー🚕
彼とタクシーに乗ると(あんまりない)、付き合う前に初めて2人で乗ったタクシーの中で手を握られたこと思い出す♡笑 そんな時代もあったな…
奈良駅で、電車の時間まで間があったので糖分補給〜
天極堂の極みパフェ!盛りだくさんでおいしかった。こんなとき一緒に甘いものが食べられる人でよかったな〜と思う。私の糖分補給の頻度が高すぎて。笑

京都発の新幹線だったから、奈良から45分くらい電車に乗って京都へ!
京都タワー鮮やかだな〜
駅からこんなに綺麗に大きく見えるのは良いね!東京タワーも東京駅の目の前にあれば良いのに。
そして、いつか家族で京都旅行に来た時も見た大クリスマスツリー!
今年のもすごく綺麗だった!!
みんな大階段に座って眺めたり写真撮ったり。スペイン広場みたいだねって言った。

彼が、京都駅の天井部、もう少しでオルセー美術館みたいな形にできそうなのになんで片側切り落としたんだろうと言っていた。オルセーに似てるなんて思ったことなかったけど言われてみればたしかに。
人といると自分と違う視点で物事を見ることができておもしろいよね。

Cafe du Mondeがあって、わ〜久々にベニエ食べたいと思って寄ってみたら京都駅のはミスドと合体した店舗で、ベニエ売ってないみたいだった。残念。
昔青葉台や溝の口にあって、よく行ってたんだけどな〜。いつもシナモンベニエとラズベリーソーダみたいなの頼んでた気がする。
父のお気に入りだったカフェデュモンド。いつか家族でニューオリンズに行った時に本店に連れてってもらったな。良きおもひで。

新幹線では駅弁食べて、ずっとおしゃべりしながら品川まで。爆睡するかと思ったけど喋ってたらあっという間でした。

大学生の頃は専ら海外旅行だったけど、社会人になってから国内旅行の楽しさを知った。
ただ私は海鮮が苦手なので国内旅行の良いところを半分しか味わえないというのはある…

海外なら、カナダとニュージーランドとアイスランドとベルギーとオランダとアイルランドに行ってみたいな!ハワイもまだ…
国内は島かな?与論島とか新島とか綺麗な海を堪能したい。あと富士山も登りたいし冬の白川郷にも行ってみたい!

まだまだやりたいことたくさんあるや。
頑張って生きよう笑

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駅に戻って暖をとりつつお土産を見て、
日本市で中川政七商店のお土産を見たりして時間潰しつつ、夜ご飯のお店へ向かう。
クリスマスディナーを予約しなきゃと思いついたのが遅くて人気のフレンチなんかは全て予約いっぱいだったため、カジュアルなところでもいいよね、と電話してみたらすぐに予約が取れたcafe cojica。古民家を改築したカフェで、可愛らしい雰囲気!

ディナーセットの前菜
サラダ、スープ、小鉢2皿
メインはデミグラスハンバーグにしたよ☺︎
デザートのベイクドチーズケーキ。

さすがは古民家というか、トイレが離れにあるので一旦お店を出なくてはならず寒いんだけどそれもまた味。笑

クリスマスっぽさは薄めのディナーだったけど、そもそも奈良自体、想像以上にクリスマス感がなかった!こんなクリスマスも新鮮よね。

ホテルに戻るためJR奈良駅まで歩き…
(観光案内所)
とにかく寒くて震えたよーーー

バスで奈良ホテルに戻る!
↑春日大社の鳥居をモチーフに掲げた和モダンな暖炉

奈良ホテルは、東京駅や日本銀行の設計も手がけたかの有名な建築家、辰野金吾による設計なんだとか!さすが…

西の迎賓館と呼ばれる奈良ホテル、接客もお部屋も素晴らしかった👏✨

客室まで案内してくださったボーイさんが、「今日はクリスマスイブですね。僕は泊まり勤務です…」って言っていて切なかった笑
英語なら気軽に言えるメリークリスマスも、日本語かつ初対面の人にはサラッと言えなかった…
新館のスタンダードツイン
本館は本物のマントルピースだけど、新館のお部屋には暖炉風の誂えがあるよ
予約特典でポストカードと、創業当時のラベルと、ラウンジの割引券がもらえたのでロビー階のティーラウンジに行ってみることに。
ティーラウンジからthe BARを見る
ここも本当に素敵なんだ…
(おばあさんの寝方が…笑)
窓に沿って席が置かれていて、窓の外を鹿が闊歩しているという素敵な空間🦌
アルコールの気分じゃなかったのでロイヤルミルクティーと紅茶をおいしくいただいた☕️
ケーキも絶対おいしそうだった!!
ラウンジのソファー席側にはアインシュタインも弾いたことがあるというピアノが。
毎晩生演奏もやっているよ
暖炉への憧れは募るばかり。
玄関の正面にある大階段
階段の上に本館客室。
和モダン空間、こんなにも素敵なんだなぁ…
横山大観など名だたる画家たちの絵が飾ってあったらしい。ちゃんと絵画もチェックすればよかった〜


12/25 Christmas day
朝はメインダイニングルーム三笠にて朝食を。

茶粥のセット↓
私は洋朝食。
シリアルかグラノーラが選べて、卵料理の種類が選べて(さらにオムレツの種類もいくつかあり添え物も選べる)、パンの種類もトーストからホットケーキ、フレンチトーストまで選べる嬉しいシステム…
プリフィックスがほんと好き笑

2日目の活動につづく

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あ、途中で終わってた。

つづき

奈良公園を通り抜けて聖武天皇が8世紀に建立した世界遺産、東大寺へ!
今更ながら、華厳宗の大本山なのね。
金堂(大仏殿、国宝)
わーこんな鬼のツノみたいなの生えてるってことすら知らなかった!瓦の反りがかっこいいね
金銅八角燈籠(国宝)
8面ある「火袋」には、東西南北の扉面には獅子、その他の4面の羽目板面には音楽を奏でる「音声菩薩」が浮き彫りで表現されているらしい。
入り口のところ。
古びた木材ってどうしてこんなに味があるのだろう
奈良の大仏様。盧舎那仏(国宝)
高さ14.73mもある!
盧舎那仏は智慧と慈悲の光明をあまねく照らし出す仏、という意味らしい。500tもの銅で造られてるのだとか。造像当初は全身金で覆われていたって。
広目天立像(国宝)
四天王立像の1つ。
剣を握る持国天、戟を持つ増長天、多宝塔を捧げる多聞天、筆と巻子を両手にした広目天の四体が、鑑真が築いた戒壇を守っているらしい。四天王がそれぞれ邪鬼を踏み台にして立っていることも初めて知った!

二月堂を目指して歩く。
手向山八幡宮の鳥居
手向山は紅葉の名所として知られ、古今和歌集では菅原道真が「このたびは幣もとりあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに」と詠んでいる。
引用:Wikipedia

時間がなくて寄れなかったので鳥居だけ!

二月堂(重要文化財)
奈良の早春の風物詩である「お水取り」の行事が行われる建物として知られる。「お水取り」は正式には修二会といい、8世紀から連綿と継続されている宗教行事である。
引用:Wikipedia

修二会ってなに?と思ったので調べてみた↓

東大寺二月堂修二会(しゅにえ)
 この行法は東大寺の二月堂の本尊、十一面観音に、僧侶たちが世の中の罪を一身に背負い、代苦者、すなわち一般の人々に代わって苦行を引き受ける者となり、苦行を実践し、国家安泰等を祈る祈願法要です。
 俗にお水取りとよばれ、(中略)開行以来一度も欠かされたことがない行法「不退の行法」です。
出展:下記リンク
修二会説明文
東大寺二月堂修二会(しゅにえ)  この行法は東大寺の二月堂の本尊、十一面観音に、僧侶たちが世の中の罪を一身に背負い、代苦者、すなわち一般の人々に代わって苦行を引き受ける者となり、苦行を実践し、国家安泰等を祈る祈願法要です。  俗にお水取りとよばれ、今年(1999)で1248回目となり、開行以来一度も欠かされたことがない行法「不退の行法」です。 この行法は、もともとは旧暦の2月1日から2月14日まで行われていた行事で、2月に修する法会として「修二会」といいます。現在は太陽暦を採用して、3月1日から3月14日まで二月堂で行なわれている。 由来  天平勝宝3年10月東大寺、実忠(じっちゅう)という僧侶が奈良の東、笠置の山中竜穴の奥で、菩薩たちが行っていた有り難い行法を拝観して、これを地上にうつそうとして二月堂を建てて、始められたのが始まりで諸々の天衆が行ってきたことを人間界でもやりたいと神に頼んだ、しかし天上界の一昼夜は人間界では400年に相当すると言われ断わられた。そういうことならせんべんの行堂を走ることによって時間を縮めるということにして許しを得た。 準備  お水取りには11人のお坊さんが出任する。この11人のお坊さまを「練行衆」いう。 12月、良弁僧正を祭る開山堂でお水取りに参篭する、練行衆11名が発表される。  二月堂修二会別火坊、ここに練行の準備や練習をするために入る。日常使っている一切の火と別れるためこの名がついた。  修二会の行法にはじめて参篭するものを新入といい、新人と新大導師(初めて大導師を勤める僧侶)は他の練行衆よりも5日はやく、2月15日より参篭する。2月末までの期間は戒壇院において試別火・総別火という本行までの準備期間にあてられ、すべて暗記で行なわれる声明や所作の練習期間にあてられる。  2月18日、二月堂南出仕口にて修二会の灯明に使う油量りを行う。量は昔ながらの東大寺升で量られる。この頃より準備に忙しくなってくる。箒作りやしめ縄作りである。  別火が始まると荷物が運び込まれ御祓いをして身を清める。  別火前半は 試別火、後半は総別火がしめ縄で結界を張り行われる。  別火は本行に備えての精進、内陣の掃除、御輿を洗い清める。  一つ一つ厳粛な準備が続く。  練行の無事を

修二会は毎年3/1〜3/14にかけて行われるんだって!恥ずかしながら聞いたこともなかった…
54段の石段の上から見下ろす
舞台造りが清水寺を思わせる…渋い!
舞台から見下ろす大木。
二月堂とても良かったなぁ…

そういえば南大門の写真とらなかったような…あれ??😂

本当はもっと時間かけてゆっくりまわりたいところだけど、1泊2日で見たいところがありすぎて、飛ばし飛ばしになってしまうのが残念。

東大寺のあとは春日大社へ急ぐ🏃
たくさん歩くと思ってスニーカー新調して正解だった♡
こんなに足が楽ならいつもスニーカーででかけたいよ…

春日大社へ向かう途中に茶屋を発見
寄るよね♡
わらび餅と、さつまいもぜんざい。
店員さんがロン毛のパンク風なおじさんでちょっとヒヤヒヤした笑
一言主神社の前で、お参りするか迷っていたら鳥のフンを頭に受けるという事件が💩

ウンがついたということにしよう(^o^)/
べちゃっとしたやつじゃなくて良かった!笑

水谷神社の方から行ったので、南門じゃなく裏口から入る形に💧
内侍門(重要文化財)
古くは宮中より斎女・内侍が遣わされ神様の御用をされていたそうで、彼らが使用していた門がこちら。
西回廊。
内侍門の次にはかつて興福寺の僧侶が出入り口として使用していた清浄門が、さらにその先には古来正式な参入門であり、 藤原氏が使用する慶賀門がある。慶賀門のみ格天井の豪華な仕上げ。
絵馬がなかなか…

参拝して、鹿みくじを引いたら大吉☺︎
特別拝観しなかったから本殿は見られなかったけど…
南門
西回廊の門を含めすべて重要文化財!
南門の外には石灯籠が立ち並ぶ。
夜に一人だときっと怖いよね。

ニノ鳥居を通って、大通りを出て高畑方面へ。
まだ17:00すぎというのにこの薄暗さ!
人通りも少なく本当に寂しげ…

志賀直哉旧宅のそばの、行きたかった雑貨屋さんがガイドブックに書かれていた閉店時間よりも前に店仕舞いを終えてしまっていて、結局ただ歩いただけになってしまった

寒すぎて途中バスに乗って奈良駅へ。

つづく

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