大好きな桃が、天国へ行ってしまいました。

中学3年で同じクラスになって、
仲良くなって7年目。

いまでも定期的に会っていて、
いつもの6人で国内も海外も旅行した。


今月の10日にも、集まる約束をしていた。

そんな矢先、あまりに突然のことで、
実感するのに時間がかかりました。

訃報を受けた日の夜、いつもの仲間で
集まって泣いた。でも、次の瞬間には
ももが現れそうな気がしていた。


人生初めてのお通夜。

何度か桃とその前を歩いたこともある、
大成ホールで。

桃の名前が書かれた看板のもと、
たくさんのひとが集まった。

遺影の中の桃。
いつもの笑顔で嬉しそうに笑っていた。

8月ぶりにみる桃は、まるで蝋人形のようでした。

あんなに白い顔で、笑っていなくて、
私たちの知る桃じゃなかった…


翌日の告別式では、その冷たい頬を触った。

桃の手はいつも暖かかったし、
頬はいつも上気していたなと思ったら
声がたくさん出るほどに泣いた。

お兄さんの無念そうなことば。

お母さんの震える肩。

お父さんの虚ろな目。

三人の咽び泣く声…


なんてばかなことしたんだよ桃。

ほんとにほんとにどうして。


私たちはこの後悔を噛み締めて生きていかなければいけないんだろうな。

友達、いつでも会えるなんて思ってちゃだめなんだ。

近い距離に住んでいたって、
元気そうにしていたって、心の闇に気づいてあげられるほど注意深く観察していなければ本当に支えてはあげられないんだなと、桃から教わりました。

桃に会いたいな。

男勝りなももが、どんどん女らしく
きれいになっていて、みんな、これから
楽しみだねーと言っていたのに。

たくさん子供産んで元気なママに
なっていそうだと話していたのに。

命を絶ってしまえばすべて終わりなのに。


ここ数日は動揺が押さえられなくて、
毎日の作業も手につかないけれど

日常は待ってはくれない
ということも知りました。

生きているものとして、実のある毎日を
後悔のなきよう精一杯生きる。


ももありがとう。
大好きだよ。愛してるよ。ずーっと忘れないよ!

おばあちゃんになっても、一緒だと思っていたから。残りのみんなでもものぶんまで長生きするよ。

辛いことがあっても耐えてみるよ。


たくさんの大事なことを、こんなかたちで
再確認させられたのは悔しいけれど。



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