中学から高校にかけて勉強についてはなるべく口出ししない様にしてきた。


それは自分の友人の「やる子はやるし、やらない子は結局やらない。」とゆう言葉に共感したからだ。


それで「やる子」だったらなんて楽なんだろう。


私は考えた。


結局やらない子をやる気にする方法は無いかと。


インターネット、書籍、受験の先輩の話しなど。



結論として、やる気にする方法は無い。



竜太に受験の話をするとあからさまに嫌な顔をする。


そんな事は気にしてられなかった。

高校3年4月 河合塾の模試 偏差値 50


本人の進路希望は名古屋大学。


と言っても他の大学を知らないだけだが…


2年の12月に本人の希望で武田塾に話を聞きに行った。


やる事が明確で分かりやすいと思った。


受験に対する情熱を感じた。


しかし、本人は年間100万円の授業料が気になったのか、塾の勢いについていけないと思ったのか、その時は入塾を見送った。


そのまま時間は過ぎた


本人は本人なりに自分の欲望と戦っていた。


全敗だけど…


そうゆう自分の傾向が分かったないからここまできてしまったのだ。


ついに3年生の4月を迎えた。


このままでは確実に名大には入れないだろう。


竜太との壮絶な戦いが始まる。



フクがやってきた日から一年後。妻は毎晩保護ネコのページを見つめていました。

2匹目飼っちゃう?と私が言うと苦笑い。そして譲渡会に行ってきました。

フクの時にお世話になった方々と挨拶をして目的の子へ。初めて会ったムギちゃん。あれっ!顔つきがおかしい!ラリってるみたい。

う〜ん思ってたのと違う。他の子にするか?

しかし妻はゲージの前から離れなかった。

その後妻とその子を観察すると、どうも大勢の人がいるストレスでおかしくなっていた様子。時折り目をキラキラさせてこちらをみていました。
(残念ながら、連れて帰ってという感じでは無かった。)

という事で目出たく我が家の一員となりました。