昨日の中村座、笑いあり、なみだあり、
すてきな演目ばかりでしたどっきゅん
役者さんたちが本当に素晴らしかった…。
ワタシ帰りに「スゴい!」を連呼してましたもん(笑)

■義経千本桜 川連法眼館
これはですね、のっけからすごかった!
狐役の中村扇雀!!
マラソン走ったくらいの体力は消耗してると思いますよ!!
狐って、ほんと、飛んだり跳ねたり、上ったり降りたり、のけぞったり、落ちたり転がったり。
それはそれはノンストップで動きっぱなし。
廿十四孝のときに「若いうちにしか踊れない」といったうちの師匠の言葉が今はしみじみわかる。
この人たち、アスリート!!
そこにあの表現力ですから、もう圧巻!!
見る人を魅了する、とはこのことですね!
これを1ヶ月やり続けるなんて…Σ(゚ロ゚ノ)ノヒェー
イチローとおなじくらいスゴい!!

■弁天娘女男白浪
名科白「知らざあ言って聞かせやしょう」
七之助様バージョンをみることができました♪
(お兄ちゃんはにほんごであそぼで言ってたね。)

七之助様の女装した男役、肌脱ぎにドキッ(/▽\)♪
美しい七之助様もいいけど、やっぱこのお方、男前ですわ~♪
途中でガラッと女→男に変わるときはゾクッとしました。

ストーリーも分かりやすいのですが、七之助様と亀蔵さんとのツーショットがしっくり。
亀蔵さんいるとなんかぐっと場がしまるというか、、いいんです!!落ち着く(笑)

なにしろかっこいい男前な七之助様がワタシには新鮮でした♪

■仇ゆめ
勘九郎のたぬきがお茶目でユーモラス。
歌舞伎はじめての人でもとっても楽しめる演目で
笑いが耐えませんでした。
恋して浮かれてる狸の踊りは、最後EXILEはいってた?(笑)
もーね、、、あの感じ、お父ちゃん(勘三郎)そっくり!なんか、見てて、ダブりました。
でもって、七之助様の深雪大夫のお美しいこと~♪
恋をする大夫の所作が本当に素晴らしかったです。可愛かった♪
坂東彌十郎のふりも現代に通じる感じでユーモラスだったけど
あの時間帯にあのハードな振りはみてるほうも息切れしそうでした(苦笑)
でも大御所の存在感ってすごいなと思った次第です。

最後の最後まで笑いあり…でも最後はきちっと締めるとこ締める。
胸がぎゅーっと締め付けられるような切なさがありました。
最後の舞台演出も幻想的でステキでした。。


ワタシ浄瑠璃ってあまり気にしたことなかったのですが
にほんごであそぼの影響もあり、今回すごく印象に残りました。
血管切れそうなくらいの勢いで唄うんです。
でもその感情移入された唄があってこそ、
役者の演技がさらに映える気がしました。

仇ゆめでは長唄の舞の場面もあり、
今回は本当に日本の古典芸能の素晴らしさを
全体的に感じさせられました…。


あー、もいっかい行きたいわーなんちゃって♪