ローズウッドです
11月に入ってから仕事がバタバタ。
新システムの導入に右往左往で疲労感が半端ありません
いやぁ、もう…私の新しいものに柔軟に対応する能力が低下してるだけ…という気がするけど我ながら必死過ぎてブログを書く時間がなく、皆さんのブログも読み逃げ状態です
久しぶりのブログは
「ホルモン薬変更について」
前回(9月)の定期検査時「ホルモン薬を変更するべきか?」という話になり、迷いもあってその場で即決できず、イレギュラーの2ケ月後に外来での相談受診となりました。
ホルモン薬服用期間(私はいちおう5年)の折り返し地点。
今飲んでいる閉経後でもOKなフェアストンのままで行くか、アロマターゼ阻害薬に変更するかという問題です。
切り替えた方がより効果的かな…と漠然とは思うけど、副作用がこれ以上増えるのはイヤ!という気持ちも結構大きくて。
骨密度の低下や関節痛・こわばりなどね。
正直、副作用が地味に辛い割にはホルモン薬の効果をあまり実感できてないから…。
再発・転移がなければ効いてるってこと⁇
逆に言うなら、再発・転移した時に初めて飲んでいたホルモン薬が効いていなかったことがわかる訳で、抗がん剤の様に服用しながら数値や画像で薬の効果を確認できないのが悩ましい。
それは食い止める薬と再発・転移を予防する薬の違いなんだろうけど、ホルモン薬を完走する人が意外と少ない事実に何となく共感してしまいます。
最近は主治医がお疲れ気味での対面が多いので、今回は色々話せるかな?と不安を抱えながら診察室へ。
9時予約で呼ばれたのは12時45分…待ち時間は約4時間。
長時間待ちはいつものことだけど、13時過ぎても診察室前のボードが「只今の診察は9:00予約の方です」のままで、私的に進みの遅さは新記録だった様な
待つのもホント疲れます
以下、主治医との会話。
私「ホルモン薬をスイッチしてみようと思います。先生はどう思われますか?」
「私もその方が効果的と思います。」
私「副作用について幾つか質問があります。骨密度が下がる前から予防的な薬を同時に服用することはできますか?」
「最初から骨密度が低い人は考えられますが、Jさんの場合、骨密度が良いので最初から飲む必要はありません。」
≪下がってからじゃ遅くないの⁇≫
私「骨密度の変化はどれくらいで数値に表れますか?」
「一概には言えません。明日から飲み始めて、1月の婦人科検診時に骨密度を測ってみたら良いと思います。」
「それと骨密度は半年に一度しか測れないんですよ。半年に一度のタイミングで診て行けば良いと思います。下がってきたらそれをカバーするお薬もあるし、多少は戻る場合があるのであまり心配しなくても良いですよ。」
私「アロマターゼ阻害薬にはいくつか種類がありますが、違いはありますか?先生はどの薬を勧められますか?」
「フェマーラを勧めます」
私「その理由は?」
「副作用の関節痛・こわばりがあまり強く出た場合、フェマーラは2日に一度の服用でも良いからです。」
≪ホントですか⁇でも2日に一度って絶対忘れそう。う~ん…ということは強い薬なのかなぁ≫
「関節痛・こわばりにも対処できる漢方がありますよ。」
私「骨密度の著しい低下や関節痛・こわばりが辛ければ、フェアストンに戻しても良いですか?」
「戻しても良いです。」
私「完走することが大切ですよね?途中で止めちゃう人も結構いるみたいで…」
「ホルモン薬が効くタイプなのに最初から飲まないと言う人もいらっしゃいます。でも先ずはトライしてみるべきですよね。副作用のことが色々と伝わって、辛いものとの思い込みが強くなってしまっている部分があると思います。」
≪そんなことないです‼︎辛いものは辛いです‼︎≫
「Jさん、大丈夫ですよ、きっと。」
私「何を根拠に(笑)」
「飲む前から副作用が強く出るのでは?という思い込みが強いだけで深刻な副作用が出てる人はそんなにいないし、対処する手立てがあるからです。」
私「わかりました。取りあえず薬をスイッチして様子を見てみます。」
「ではフェマーラを処方しますね。えっと…う~ん、1ケ月分を出しますからまた来月(12月)来てくださいます?」
≪エーーッ、3ケ月分処方じゃないの⁈≫
「採血してカルシウム値を調べます。薬の影響がどう出るか?見たいですし、副作用の状態もその時にお聞かせください。」
≪電子カルテに採血:緊急カルシウム値検査と入力≫
そう言って主治医はサクッと予約を入れましたが、たぶん、こういうイレギュラー的な受診予約もどんどん入れていくので凄い受診予約数に膨れあがっているのでは?と確信
4ヶ月に一度の定期検査が薬変更を検討した結果、9月・11月・12月と受診することになってしまいましたよ
言ってる私以上に心配性で慎重派の主治医。
でもそれが主治医らしいところでもあり
ここまできたら
『ホルモン薬5年を完走したい』
最近ホルモンヌを晴れやかに卒業した人を見て、強く思う様になりました。
だから辛いことは辛いと伝え、主治医とよく話し合って完走を目指したいな
その後、薬剤師さんとの面談。
冊子を貰って説明を聞く。
カルシウムの吸収を促進する新カルシチュウD3(第2類医薬品)など色々な情報も得たけど、取りあえず何も補助的なものは飲まないで数値の推移を見て行こうと思います。
それにしても長い待ち時間&薬剤師との面談&会計&薬局と全て終わったら14時を回っていて、遅いお昼を食べたら15時近く…結局、午前休の予定を有休に
1日がかりの主治医の受診。
話せるのは10~15分。
それでも主治医にこれからも診て貰いたいと願う不条理。
それはたぶん…
人間的に温かく包容力があり、
口に出した不安や質問には目を見て
真摯に答えてくれるから。
そして何より主治医の『読影力』に
絶対の信頼を持っているから。
それだけにいつでも議論できる様、私も学んでもっと「患者力」を磨かなきゃね。
アロマターゼ阻害薬、果たして副作用はどう出るか?
また折々、ブログに書きたいと思います