ローズウッドです
1月16日は私のリボン記念日です。
2015年1月16日。
内視鏡による右乳房温存手術を受けてから早いもので2年。
美味しかったですよ~
偶然にもほぼ同じ日の18日にPET-CTを受けてきました。
私がK病院を選択した理由の1つに
都内にサテライトクリニックができていたことがあります。
通常の通院(検査&診断)が都内でOKなのは助かりますからね。
だからPET-CTを受ける時だけ鴨川へ。
夫が車で同行してくれました、感謝・感謝
でも同じ季節に行くとやっぱりあの日のことが思い出されて胸がいっぱいになります。
寒かったなぁ…とか、不安で押し潰されそうだったなぁとか。
そして海を見て
「遠いなぁ〜」
としみじみ感じたことをね。
2017年1月18日の海
当時は…
ブログを書くどころか見ることもなく
病友さんもいなかったし
色々調べても全てが不確かに思え、怖くて怖くてたまりませんでした。
そんな日々を…
「忘れたい」
「でも忘れられない」
「いや忘れちゃいけない」
と複雑な思いが揺れ動きます。
でもここに来ると…
私の乳がん治療の原点だなぁって実感するんですよねー。
あの時があって今がある。
年に一度訪れることでそれを再確認するのは
私にとっては良いことなのかもしれないな。
風景&冷たい風が何だか懐かしい…。
10時にPET-CTセンターに到着。
12時に検査終了して乳腺科に行くと
「まだ10時台の人が呼ばれてない」
と聞かされ、K棟13Fの「亀楽亭」でゆっくりとランチ
和風手作りハンバーグ
美味しかったですよ~
その後タリーズでを飲み、乳腺科に戻って15時半に呼ばれました。
相変わらずの長~い待ち時間です。
手術着の上にはちきれそうな白い病院用ジャケット姿のF先生。
ホームグランド的な感じが漂ってました
今回の画像と昨年の画像を比較して読影レポートを見ながら
「大丈夫ですね、特に問題ありません。」
無事クリアしました
そこで質問。
「先生は経過観察でPET-CTを受ける意義をどうお考えですか」
私はWキャンサーだし心配性なので、定期的にMRIやPET-CT検査を受けることにあまり抵抗はないんです。
でも実施していない病院の方が圧倒的に多くてエビデンスもない。
だから一度先生に聞いてみたかったんですよね。
先生はまず
何を一番PET-CTに期待しているかというと
リンパ節への再発
特に両胸の間にある胸骨裏のリンパ節や骨への再発は超音波検査では骨の奥までわからないので、見つかりづらい。
とのこと。
早く見つければ
・放射線治療
・手術
などの積極的治療で治すことができる。
ケースバイケースなんですけどね…と前置きしながら
進行が早くて悪性度の高いがんにはあまり意味がないけど、大人しい顔つきの良いタイプの様ながんは手立てを打てるからPET-CTは有効だと思う。
被爆についてはCTと変わらない程度なので心配いりません。
早く見つけて最善の治療を施す
アメリカでは検査をしないから有効だという統計もでていない。
でもK病院ではPET-CTで見つけてたくさん治療している実績があると…。
例を挙げて説明してくださいました。
ここはF先生の医者としての考え方も大きいのかな、という感じ。
一般的な経過観察後の検査に対する考え方<早く見つけても予後は変わらない>との違いは見解の分かれるところかもしれないけど、私は先生の考え方を直接聞くことができて良かったと思っています。
もう少し踏み込んで聞きたかったけど
そこはまだまだの「患者力」
でも乳がんになって…
誰もが抱える不安という後遺症
私は手厚い検査で安心を得ているんだと
そう思うことができました。
先生は…
・K病院のPET-CTが新しいものに入れ替わる
・乳房専用PETが入る
<現在日本には2台しかないらしいです>
と教えてくださいました。
去って行かれる先生も少なくない中、
・最新の機械が備わっている環境
・新しい術式を臨床としてできる場
・指導医という立場で手術の現場に立つ
これがF先生がK病院にいてくれる根拠かな
と勝手ながら思ってしまいました、あくまでも私の推測ですけどね
何だか先生の熱意の様なものが伝わってきて
思わず
「これからも診て貰えますか」
と言ったら
「診ますよ」
と今から4カ月先の5月の予約を入れてくださいました、早ッ
<いつもは適当な時期に私が電話予約>
11月のMRIに続き
PET-CTもクリアできたので
5月まで思い煩うことなく過ごせます
仕事頑張らなきゃ
体調管理も見直さなきゃ
おうちのことも少し力を入れよう
もっと色々マメになろう
一歩踏み出して関わる優しさを持とう
努力目標がた~くさん
無事3年生に進級です
上を向いて歩こう