第三の眼

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神秘行を正しく理解し正しく実践する神秘行ブログへようこそ、このブログでは神秘行を
正しく理解し正しく実践する方法を考察しシェアしていきたいと思っています。

「悟りへの道」─シッダールタが歩いた、極限から解脱への物語

人は、どこまで自分を追い込めば“真理”に届くのか。
これは、後にブッダとなる青年・シッダールタが歩んだ
「悟りへの道」をたどる物語です。

 


🌑 1.極限の修行─骨と皮だけになった青年

シッダールタは若き日、悟りを求めて
6年間、アサ1粒・ムギ1粒 という極限の食事で修行に没頭しました。

その姿は、もはや生きているとは思えないほどやせ衰え、
人々は彼を見てこう噂しました。

「あの青年は、もう死んでいる…」

しかし、彼はただ静かに修行を続けていました。

そんなある日、シッダールタはふと気づくのです。
「この苦行の先に、悟りはない」 と。

 


🌿 2.菩提樹の下へ─深い瞑想のはじまり

体力を取り戻した彼は、菩提樹の下に静かに座り、
深く、深く、意識を沈めていきました。

やがて、意識は肉体を離れ、
内側の世界──意識の領域 へと入り込んでいきます。

彼はそこに 14日間 静かに座り続けました。

しかし、その穏やかな姿とはうらはらに、
意識の内側ではひとつの“戦い”が始まっていたのです。


👿 3.悪魔マーラの誘惑─心を揺らす幻たち

現れたのは、煩悩の象徴 悪魔マーラ でした。

マーラはシッダールタの心を揺さぶろうと、
あらゆる幻を見せつけます。

  • 美女たち

  • 豪華な食べ物

  • 嵐、毒蛇、嵐、不吉な影

心を惑わす誘惑と恐怖。
しかし、シッダールタは微動だにしません。

彼の心は、静まり返っていたのです。

 


炎 4.「正しさ」を問う声─マーラの妨害

やがてマーラは問いを突きつけました。

「苦行を捨てた者が、どうして清らかでいられる?
なぜ、お前が正しいと言えるのだ?」

当時の人々は、
「苦行こそ悟りへの唯一の道」 と信じていました。
そのため、多くの弟子たちもシッダールタのもとを去っていきました。

それでも彼は静かに答えます。

 

「極端な苦行も、安逸も、悟りには無力。
 大切なのは“戒・定・慧”である。」

彼の言葉は、大きく揺らぎ始めた心を
さらに深い静寂へ導いていきました。


🌅 5.悟りの瞬間─“中道”という調和

マーラが退散した瞬間、
シッダールタの心の中に、ある調和が生まれました。

強すぎず、弱すぎず。
執着も、恐れも、欲もない。
流れに逆らわず、ただそこにある――
これが“中道”の悟り。

過去の自分、欲望、執着。
すべてが溶けていくように消えていきました。

そして35歳の夜明け。
長い旅を終えた青年は、ついに悟りを開きます。

シッダールタは“ブッダ”となったのです。