ミヤタのクルーズ(スポーツタイプの電動自転車)で、沼津から富士サファリまでを走った報告です。

 距離は33キロ、標高差約830m、バッテリー残量は77%でした。

 裾野経由でサファリまで上がると、箱根とは違って、緩やかな勾配なので、初心者でも比較的にチャレンジしやすいルートだと思います☆

 

 バッテリーをあまり減らさないように走りまして、以下の点を工夫しました。

・最初の半分15キロほどは、アシストオフで走る。

・急勾配の区間の内数か所は、自転車を押して歩く。

・アシストを使う時は、基本的に一番軽いギアの1速で走り、ペダルはあまり速く回さないようにする。

・気温が10度以上の日を選ぶ。

 

 ママチャリタイプの電動自転車との違いを、まとめてみます。

・アシストを切っても、快適に走れるのが画期的でした☆ 電動でないママチャリよりも速く走れて、安いクロスバイクと同程度の走りだと思います。

・アシストの性能が、より自然で違和感がありませんでした。ママチャリタイプは、単発的に機械で押されてるような感じで、長距離を走るとヒザを痛めることもあります。

 クルーズはアシストされてるのが、わからないほど自然で、継続的にきめ細かく、軽い自転車がさらに軽くなったような走りです。

・スポーツタイプなだけあって、サドルが固く、ハンドルが低いので、お尻や腕が痛くなります。またタイヤが細くて硬めらしく、振動を拾いやすいです。サドルを柔らかいのに交換したので、いくらか改善されるかもしれないです。

・油圧式ディスクブレーキが繊細な部品で、倒れた時などに曲がったりすると、修理が必要になるようです。高い価格、転倒時のリスク、積載性を考えると、通勤や買い物で使うべきではなく、趣味乗り専用で使うべきだと、個人的には思います。

 

 最後に山からの下り、ダウンヒルについて、レポートします。

 勾配10%程度の激坂クラスを、下ってきました。

 タイヤが細いのと、軽い車体だけあって、スピードが出ます。

 電動自転車全般に共通してると思いますが、バッテリーが下の方にあるので、重心が下がるようで、下りは安定しています。

 さすがにスクーターほどの乗り心地と安定ではありませんが、スピードと振動に気を付ければ、快適に下れると思います☆

 ブレーキの利きがよく、制動しやすいので、速度を一定に保つことができます。

 カーブは曲がれる速度で入って行けば、センターラインをはみ出すことはないと思います。

 過信したり、攻めたりしなければ、比較的曲がりやすい自転車です。

 一番重いギアの9速にすれば、時速30キロを超えても、加速していくと思います。