こんにちは😊。

 

月半ばに 体調を崩してから、

なんだかグダグダしています予防

 

 

生活全般が、完璧”ナマケモノ”になっています。

(元から、その傾向はありましたが・・・)

 

数日前までは、ほんとに

何もやる気が出なくて。

「自分にご褒美だ!!リボン」(何を頑張ったのか

まったく不明ではありますが)とばかり、何かをポチろうと

したにもかかわらず、そもそもその意欲が出てこない絶望

ブログを書こうにも、元気がない魂が抜ける

(出来事がないので、書くネタがない というのも

ありますが)

 

このままでは、ブログも立ち消えになりそうなので、

今日は、 少し前に読んだ本のことを

書いておきます。

 

ミステリ―2冊読みました。

『去年の冬、君と別れ』 中村文則著。

この作品、かつて映画化もされていたのですね!!

岩田剛典さん、斎藤工さんなど出演されていたのですね。

小説は、章ごとに このパート 誰が主語なの?と

最後まで惑わされました。

 

もう1冊。

『黒牢城』米澤穂信著。

 

 

これ、面白かったです王冠2。長いですが 一気読みできました。

日本史に 疎い私でも 大丈夫!!でした。

日本史上の人物って、 荒木さま・摂津守・村重。

←これ、全部同じ人物だというのが まず、苦手な私からすると

とっつきにくかったりするのです(お笑いください( ´艸`))

 

で、この主人公。荒木村重さんは 織田信長に反旗を翻して、

有岡城というお城に 籠城しているところです。

 

その城の地下牢に 捕らえられているのが、

小寺官兵衛(=黒田官兵衛)さん。

大河ドラマ「軍師官兵衛」でも、このあたりのことが出てきたので

なんとなく 事情はわかります。

 

この閉ざされた城のなかで、ミステリアスな事件が、

いくつも起こります。

村重さんは、いろいろ推理を巡らすのですが

最終的に 地下牢の

官兵衛に お知恵を拝借にいきます・・・。

このくだり、『羊たちの沈黙』🐑の

パロディ??と解説のかたも おっしゃっているのですが。

まさに!!!

 

子供の頃読んだ、信長の伝記などですと、

あまりにも単純に 信長をヒーローとして描いているので、

それに 逆らう 村重は、とんでもないやつ的に

思われるような書き方がしてあったように思うのですが。

 

村重さんは城の主なので、

大変に 頭脳を使い 心をくだいて日々過ごしています。

なんだか、現代でも 個人事業主や会社の社長さんの

苦労や 孤独感アセアセって 大変なのだろうなあと

思わされます。

そして、さすがの 知恵者・軍師官兵衛さんです。

 

城のなかで起きた 事件がどこまで

史実なのかは、私にはわからないのですが、

とにかく 大変に面白く読み切ることができました。

お勧めの作品だと思います。