オホーツクのルイヴィトン 手帳海に流氷あらわれる頃、私は季節忘れた渡り鳥になり、この北の海に行き着くのです。
流氷は、遠い日の約束を氷に抱き締め、いつしか溶けるなら、あの約束をオホーツクの海の底深く沈めてくれるはず。
海鳴りが貴方を捜す。
流氷に降り積もる雪が貴方を呼ぶ。
渡り鳥の涙は、やがて深い溜め息となり、溜め息は冷えた大気に凍りつく。
このまま、季節を忘れたまま、私は此処で眠りにつこうか。
やがて春を待てば、ルイヴィトン 手帳貴方が偶然私を見つけてくれるかも知れない。
オホーツクの海が運んでくれるもの、五月に咲く北の桜の切なさひとつ。