↑前回の続きです。
私の世界はいつだって灰色で、その日その日を生きるために必死で
いつの間にかうまくいかないことが当然になり
彼氏に呆れられ
友達に会いづらくなり
どんどん孤独になった。
どうにか人生をよいものにしたいのに、何もかもがうまくいかなくて途方に暮れる日々。
そんな時に上野千鶴子さんの東京大学の入学式祝辞がたまたま目に留まった。
あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。
そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。
あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと...たちがいます。
がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。
読んだ瞬間、ポロポロ涙がこぼれた。
私も
『しょせんおまえなんか』
と言われ続けて育ったからだ。
私が出会った『良い環境で過ごしてきた人たち』は
こんな考えを持ってるような人はいなかった気がする。
みな恵まれた環境で過ごしてきたこと
恵まれた環境で過ごせていることを当然のように受け入れていたし
時には私を取り巻く環境が悪いことは私自身に問題があるのではという人もいた。
幼い頃から周りにいた大人たちは
私のことに全く興味が無かったし
それだけじゃなく
私が将来なりたい仕事なんてものを口に出せば
『そんなの人間がやる仕事じゃない(笑)』
と鼻で笑うような人達だった。
これが『心のエンジンぶっ壊れてる』私の育った環境。
もちろんそんな逆境をはねのけて成功してる人がいるのは知ってるし
私も逆境をはねのけようと必死でがんばった(つもり)。
必死にがんばっても努力してもどうにもならない
底なし沼のようなそんな場所が私のいた世界。

