スケートをするときにですね、おもしろかったこと。
上手に安定して滑っている人のそばにいたり、それをイメージして滑るとうまくできる。
そのイメージが崩れた途端に、自分もバランスを崩しそうになる。
安定していても、そばで誰かが大きくバランスを崩すと(本当に転ばなくてもその人が強く動揺したりすると)、こちらもつられてしまう。
照準を自分にも誰かにも定めずにいると、いろいろ混ざってわやくちゃになる。
うふふふw
面白いではないですか。
昔から、真似て覚えろとはよく言ったものです。
そういえばダンスの先生も、家では練習なんてしなくていいからイメトレだけをしっかりやっておいてね、って言ってました。身体を動かすのは脳みそなんだから、そこのモデルが出来ちゃえばできるんだよ、と。
お手本を見るのは、言葉にしなくともなんとなくこんな感じ~と全体的につかむのに一番手っ取り早いからなんでしょうね。
複数のことを同時にやるものには特に有効な方法なんだと思います。
ただねー、さらに面白いのは、物理的な部分だけじゃなくて、たとえば相手の人がどのくらい活動的で、どんな気持ちで、とかそういうところまでなんとなく移ってくるような気がするところ。
子ども見てると子どもの気持ち、おじいちゃん見てるとおじいちゃんの気持ち、みたいな。
そういうのってありますよね~。
どこを取捨選択したらいいのかわかっていない脳みそが全体を大づかみにイメージして真似しようとするからそういうことが起きるんでしょう。だって、相手がどういう気持ちかなんて本当にはわからないし、理解力だって経験値に左右されるものだからです。
ま、そんなことはどうでもいいことなんですが。
私はおもしろいな~と思いました。