こんにちは。
アメリカの山奥で映像作家をしているMarionです。

ここ数日、アメリカの社会問題、人種問題に触れていましたが、
今日は日常ネタに戻ります。

ジューンベリーの回で、保存瓶をフラワーベースにしている内容を書いたので、

今日はその万能すぎるメイソンジャーについてツラツラしようかなと。

 

Mason jarは1858年にジョン. L. メイソンが作って以来、長年愛れている保存瓶。
禁酒法時代にお酒を入れて運ぶのに適していて人気が出たとか。
アメリカでは、Ball社が出しているものをメイソンジャーと呼びますが、

実は、Ball社はメイソンさんの特許が切れた1875年以降に製造開始したそうな。

 


 

ジューンベリーが終わって、今は勿忘草を活けています。

 

 

これは1Pint(パイント) 16オンス容量のジャー。
メートル法に慣れた日本人にとっては意味不明ですね真顔
473ミリリットル入るジャーなので、だいたい500mlの缶ビール的なサイズです。
 



一番左のが1パイント(16オンス)のもの。
ブルーのは、遠近法で大きく見えますが同じく1パイントです。

調理用のメープルシロップを入れて冷蔵庫に入れています。

(この地域は1ガロン≒3.8mlで売ってるので詰め替えて使っている)

サイズについて書いても分かりにくいので、良い感じの比較表みつけたので、

コチラのジャーガイドにてどうぞ (丸投げ〜笑)

中央の模様入りのものは、先週までラズベリージャムを入れていました。

煮沸して綺麗な蓋を付ければ、数年でもジャムは持ちますね!

個人的にはワイドマウスという種類で、

口が小さく塞がっていないタイプが使いやすくて好きです。

その横はハチミツ、ココア、チェリージャムです。
今の時期は行者ニンニク(Ramps)を醤油漬けして詰めます。
パントリーには豆類、米、グラノーラ、オートミールなども特大ジャーに移して保管しています。

なぜ、わざわざ入れ替えるんだい?って。

それは...ネズミが出るから!!!ねずみ

山のネズミは小さくて(見た目はかわいい)、どんな隙間もスルリ。

袋も箱もカジカジしますゲッソリ

 

さらに、環境への意識が高い州なので、プラスチック反対派の多いバーモンター。

(バーモントに住む人たちをバーモンターと呼びます)
なんでもメイソンジャーに入れます。
 

出かけるのに車で飲む水を持っていこう!

停電になるぞ、水を蓄えておこう!

冬の発電機のガソリンが必要!

残ったスープストックを冷凍しよう!

ご近所さんにお裾分けしよう!

全部、ジャーです。

ファーマーズマーケットで売ってるピクルスやジャム
コンブチャや手作りハードリカーも全部ジャーに入っています。
(だから、わざわざ買わなくても家にメイソンジャーが溜まります)

匂いが残らず、熱にも冷凍にも強い、ちょっと落としても割れない笑
しかも安いときた最強アイテムですから、そりゃ使いますね!
ちなみに、蓋だけ買い替えられるのは大きなメリットです。

 

冬に、スキーマウンテンで働く20歳くらいの青年たちが、

ガソリンスタンドでジェネレーター用のガソリンを買うのに、

メイソンジャーに入れているのを見たときは、ちょっと感動しました。

 

先日、ストレージの掃除をしていて家のメイソンジャーを数えたら、

40個以上ありました...我ながら驚愕。


ただ一つ、これは入れてイマイチだったものがあります。

それは”塩”。
蓋が開かなくなりました....

保存容器を買おうかなと思っている方、
ぜひ脱プラスチック容器。瓶はいいですよーーラブラブ


今、ストレージでお見せできないのですが、
アンティークのメイソンジャーネタもそのうち書きます。