発達キラキラ⭐︎⭐︎

発達支援のまなみんこと鈴木真奈美です


今日のお話は

人間関係、親子関係、家族関係、男女関係にお悩みの方に

聞いて頂けるといいかもしれないです。

ただ、今日は本質的なお話で
このお話を理解すると、自分と他者を深いレベルで理解することができるようになります。




そうすると、恋愛や夫婦関係がうまくいくようになったりします。


多くの方が気付いているようで気付いていないことは、人を理解することは、いろんな人間関係が理解できるようになっていきます。



さて、本題です。




あなたは今、パートナーとケンカしたり

親御さんとわだかまりがまだ残ってたり

腹がたつ友人知人がいたり

ちょっと苦手な上司がいたりとか

いわゆる人間関係で引っかかっていることはありますか?




もし「今は結構順調かな~」という感じでしたら

過去、誰かとケンカをしてしまった時のことを思い浮かべて

聞いていただければと思います。




誰だって、他人との関係がうまくいかなくなった過去や

傷つけられてしまった経験があり

もう、人間関係は嫌だ!とか、恋愛は嫌だ!

親子関係、家族関係は嫌だ!って思ったことがあるかもしれません。



そんな時に、思い出して欲しいことがあります。



それは



「全て愛だったんだ」ということです。


あ、、、


きれいごとではないですよー😅




これは綺麗事ではなく

本当にそうなのです。





心理学的に、人間関係のいざこざの根底には、もれなく「愛」のエネルギーがあるんです。

どういうことか、説明していきますね。




人間が取る行動は全て、2種類の動機が原因です。




逆に言うと、2種類しかありません。

人の心を傷つける行為も、ケンカ腰になるのも、腹が立って怒るのも

全てこの2種類の動機が元になっています。




1つ目は

「快楽を感じたい(愛を感じたい)」という動機




そしてもう一つが

「痛みを避けたい(愛を奪われたくない)」という動機です。




「愛」という言葉にちょっと違和感がある方も

いらっしゃるかもしれませんので「安心」という言葉で言い換えてもいいかも。




とにかくみんな、安心したいんです。




これを基準に、自分のことも他人のこともよく観察してみてください。

実は、全ての行動が、「愛(安心)を感じたい」がためのものだと気づくはずです。

(ただし、そのことによって本当の愛(安心)を感じるではなく、愛(安心)を感じられるだろうと思っているがゆえの行為と言ったほうが正しいかな?)




例えば

勉強しない子どもを叱るお母さんは

子どもが勉強することで安心しようとしています。

もしくは、子供が勉強しないことでの不安を避けて、安心したいと思っています。




パートナーに辛く当たってしまう人も

口論の相手を責める人も

相手よりも自分が正しいということを証明したり

優位に立つことで

安心しよう

もしくは、負けた時の痛みを避けたい(=安心していたい)という動機が潜在意識にはあります。




攻撃的な人や怒っている人は

深層心理で愛が自分の方に

十分に向けられていないと感じ、困っている人

(怒ることで愛を自分の方に向けて安心しようという動機)




不安な人は、自分が傷つけられ

愛(安心)が自分の元からなくなってしまわないか心配している人です。




ということは、人間関係のいざこざは

自分の方が安心したい、満たされたい、自己愛を感じたいという

競争をしているにすぎません。




そして、どんな人も常に行動の裏では

愛(安心)の状態を求めているということです。

みんな、安心したいんです。




今度あなたが他人に腹が立ったり

実際に他人と口論やケンカをした時に

ふと立ち止まって、思い返してみてください。

全て愛(安心)を求めるが故の行動だということに気づくはずです。




そして、自分自身に聞いてみてください。

「相手に正しさで勝つことで

本当に愛の状態になれるのだろうか?」

「相手に正しさで負けることによって

本当の意味で愛が自分の中から奪われてしまうのだろうか?」





実際、

相手に負けたくない!

奪われないようにしなくちゃ!

という動機で他者と接していると、同じような動機を持っている人が引き寄せられてくるので

ギスギスした人間関係やパートナーを選んでしまいがちです。



だから、愛(安心)の奪い合いをやめて

勝ち負けの世界、

正しい正しくないの世界から抜け出して

自分の手で心を満たし続けることに徹すると、他人との勝ち負けで愛(安心)を奪ったりする必要がなくなるので

より穏やかで、愛と感謝でいっぱいの人生のステージに上がっていきます。



全て愛だというのは綺麗事ではなく

私たち人間の根底には必ず愛があるということは

疑いようもない事実。

他者との愛の奪い合いに入っていきそうになっていることに気づいた時は

自分から、そのループから抜け出しましょう。

奪い合いで得られる安心は、長く続きません。

奪い合うモードでいる限り、延々と奪い合う現実を繰り返します。


豊かになりましょう。

発達キラキラ⭐︎⭐︎