-先日の話-
鈴木 博昭
キッズクラスも終わり、ほどなくして一般夜クラスに入ろうとしていた時に1年近く前に大学受験の為にジムを退会した女の子(可愛い)が来て
「お久しぶりです。無事に大学も受かり、明日から愛知県を出る事になりました。以前、鈴木さんにジムを退会しただけだから、いつでも気軽においでと言って下さったので挨拶に伺いました。」
と言い、女の子(可愛い)は挨拶に来ました。
頭も良く(近郊では有数の進学校)運動神経も良い、そして律儀。
些細な事ではありますが、じんわりと嬉しく思いましたね。
格闘技の試合とレッスンで生活をしていますが…ただのファイトクラブにする気は毛頭なく、気張り過ぎず、その人に合った格闘技ジム、社交場であれば良いと思ってます(選手やナメた若僧には違った対応をする場合もありますが。笑)
私もわりと脳筋系の人間で至らない事も多々ありますが、ただ格闘技だけのレッスンにならぬように心掛けています(選手やナメた若僧には文句あるならとりあえずかかってこいって言う場合もありますが。笑)
別にシカトしようと思う事なんか造作もない事。
今は卒業&転勤シーズンだし、特にこの仕事をやってるとわりと珍しい話じゃないし。
それでもまたこうやって挨拶に来てくれたり、今でも繋がっている人を見ると嬉しく思うのです。
ジムは辞めたけど、今でも遊びに行ったりするツレ感覚の人や
関東に行ったけど今でも試合前日にゴハン食べたり応援に来てくれる元会員さんや
日本全国や海外にまでいる人でもFacebookで繋がってて応援メッセくれたり
人の縁って嬉しいモンですな。
これもSNSの発達による恩恵なのでしょうか♨︎
先日も仕事の関係でジムを離れる事になった会員さんもいましたが、「そんな寂しい事じゃないよ、ジムを辞めるだけだもん。その気になれば今の時代いつでもなんとでもなるさ」と言ってます。
もちろん全員が全員、そんな気持ちでやってるとは一切思わないし、別に運動しに来てるだけだから正直うざったい、と思う人もいると思いますが…格闘技だけではない、人との繋がりありきの場所だと思いたいですね。
ホントに些細な事ではありますが、こうやってインストラクターしててよかったな、とふいに思いました。
掴み取りにいく為の格闘技
道としての格闘技
競技としての格闘技
生涯スポーツとしての格闘技
息抜きとしての格闘技
私は格闘技を通じて人生を学び、格闘技を通じてたくさんの人と出会い、成長させていただき、今があります。
だから私にとっての根幹を作った格闘技が大好きです。
そりゃね、格闘技を始める目的は様々ですが…皆さんの宿り木みたいな場所にでもなればいいな、と思います。
この日はそんな、小さな、あたたかいエネルギーを貰ったこの日でした。
ありがとうございます。
キッズクラスを卒業する6年生には卒業スパーをしたり(卒業しないけど写メに収まってきた坊っちゃん達も一緒に)
かと思えば今日から4歳の末っ子ちゃんが入会して、歳上の子が教えてたり
昔ジムにいて、辞めた後に体験の方を連れて来たそのドサクサに紛れて参加する奴もいたり
数字だけ追い求めた、ただビジネスライクなだけにはならず、またひとつ優しくなれますように。
そして選手としては心燃やして闘えますように。
また明日も頑張りますかね!
↑そんな昼クラス前のトレ後に68.4kg…日曜に試合できるなw
コメント返し
1.kiyo様
いえ、快感ですね(笑)
所謂ひとつの舞台です。
2.RKK様
お客さんが喜ぶカード=私がやりたい試合です。
そんな相手ならどこでも誰とでもやりますよッ‼︎