第67回 豊かさの追求
本日、山口の多くの学校が始業式を迎えました。夕方、生徒さんの親御さんから今日は遅刻もなく朝から登校できましたとご連絡をいただきました。こちらが何か働きかけをしたわけではありませんが、ご報告いただける距離に私たちが存在したこと、また学校に行けた事ではなく、一歩を踏み出せた事が嬉しかったですね。親御さんの日々の関わりに心からの敬意を表したいと思いました。生徒さんと会話をしていると学びは教科に限ったことではないのだと感じます。新学期を迎え小学校ではクラスでの係りが決まったようです。どうすれば、みんなが参加してくれるだろう。どんな風に伝えればみんなが聞いてくれるだろう。どんな事をみんなに協力してもらえると、進行がスムーズに進むだろう。どの疑問も子供の世界に限ったことではなく、大人にも通用する内容でした。突きつめて考える事が苦手手順を追うのが面倒くさいそんな事を口にしながらも係りになった責任を自分なりに全うしようとする姿に心打たれました。なぜどうして、に純粋に向き合えるお子さん物事が単純ではない事を知っているがゆえに手順の多さを感じ躊躇してしまうお子さんお子さんを深く知れば知るほど私はごく一面的な部分しか見ていないことに気付きます。世の中がもっとたおやかにゆっくり流 れたなら無意識や惰性で流れてしまっている感覚にフォーカスして身近な人が子ども達を伸ばす事ができるなら内面の追求による豊かさは人と関わることにより達成されるのだと年頭に改めて思うのでした。本年も引き続きよろしくお願いいたします。