西郷どん第36話『慶喜の首』


観ていただきありがとうございました。


いかがでしたでしょうか。


今回は鳥羽伏見の戦いが描かれましたが、この頃になると武器だけでなく、侍たちの軍装も大きく変わって来ています。


一番の変化は、やはり「ズボン」が登場したことではないでしょうか。


このズボン、腰の部分だけ袴のように紐で結ぶデザインになっていまして、いわばズボンと袴のハイブリッド。


西洋と日本の文化が融合していて、当時の時代背景を感じられる衣装でした。


そして、


今週はついに西郷どんの最終章のポスターが解禁になりましたよ。


撮影は、8月の猛暑日に鹿児島の霧島連峰で行われました。


みんなでエッサホイサと山を登り、(実際はこの人数の3倍はいました)

途中休憩も挟みつつ、


山の上で着替えをして、瑛太くんと撮影場所へ。

しかし、なかなか良い光に恵まれず、


諦めかけた終了間際…


空一面を急に薄い雲が覆ったかと思うと、その雲が夕陽を受けて淡いオレンジ色に輝き出したのです。


その一瞬を逃さずシャッターを切った土屋カメラマン。


そんな苦労と一瞬の奇跡が生み出したポスターがこちら。


別の方向を向いて立つ二人の友。


「傷だらけの維新  二人が夢見た明日は、まだ遠く」


まさに、二人にとっての明治ですね。



さらに


本日は


西郷さんの命日。


いえ、西郷さんだけでなく多数の薩摩の偉人の命日でもあります。


午前中には鹿児島の南洲墓地でお墓参りをし、南洲神社の例大祭にも参加させていただき、その後東京のNHKへ。


午後からの西郷どんのリハーサルは、スタッフ・キャスト全員による黙祷で始まりました。


今週から、いよいよ撮影も大詰め。


天に恥じぬよう、西郷隆盛最期の日々を生きていきたいと思います。


それでは。



【追伸】

昨日のトークショーにご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。


皆さんから、抱えきれないほどの感動と勇気をいただきました。


このお土産を原動力に残りの撮影を駆け抜けます。


本当にありがとう!


桜島と黒木華どん