鈴建ホームの標準仕様~床暖房②
『蓄熱式床暖房』に関してよくある質問「健康について」Q.パネルヒーターは天井にいくほど暖かく足元は寒いので不快感があるのですが、床暖房はどうですか?A.パネルヒーターは、パネル面で熱を放射するので暖かい空気が天井付近に逃げてしまいます。その為、温度差が生じ足元が寒く感じられ、暖房温度を上げることにより室内が乾燥します。しかし床暖房では、足元からの放熱により部屋全体の温度を一定に保つ事が出来るので、冬の乾燥のし過ぎを抑え、のどや肌のカサカサを軽減します。Q.健康にいいって本当ですか?A.足元を暖めることにより全身の血流が良くなり、冷え症や腰痛の方にも最適と言われています。また、床の熱によってアトピーの原因ともいわれるダニの発生を抑えます。「安全性について」Q.低温火傷の心配はありませんか?直接床に寝ても大丈夫ですか?A.お年寄りや乳幼児は、床が42℃以上で長時間お休みになると低温火傷になると言われています。床の表面温度を35℃以下の範囲で温度管理が出来ますので心配いりません。また、熱源体は蓄熱用モルタルの中に埋設しますので、人体が直接加熱面に接することも無く、小さなお子様にも安心です。「施工について」Q.トイレや玄関も床暖房に出来るのですか?A.従来の床暖房はトイレや玄関などの狭い空間に施工する事が困難とされていましたが、鈴建ホームでは和室も含め全室蓄熱式床暖房です。寒い季節でも玄関に置いてある靴は暖かい状態なので、外出する時も快適です。Q.どこに設置するの?A.フローリングの下一面に敷き詰めた蓄熱用モルタルに熱源体を埋設します。暖房機がいらない為、広いスペースを取ることが可能となり、お部屋を有効に使えます。「メンテナンスについて」Q.どのくらいもつの?A.耐用年数15年のセントラルヒーティングに対し30年以上を誇ります。※90℃のお湯を4㎏f/㎡圧力で連続使用した場合の設計耐用年数〈JIS試験データによる〉暖房を使用するのは年4~5ヶ月、45℃程度の低温のお湯を低圧で循環させる事から、上記以上の耐用年数が推測されます。・セントラルヒーティング…20年程度(住宅ローンが残っている)・蓄熱式床暖房 …40年以上(住宅ローン完済)Q.普段のお手入れは?A.暖房ボイラーの定期点検と、3~4年毎に不凍液の交換をして頂くだけで十分です。Q.パイプの中が詰まったり、漏水するおそれはないの?A.不凍液が循環しているので、詰まる心配はありません。万が一の場合の為に、ボイラーから各部屋の間にヘッダースペースを設けているので、そこで圧力をかけて循環させます。給湯、給水などに使用されている継目の無いポリブデンパイプを使用し、剥き出し状態ではなく、蓄熱用モルタルの中で守られているので安心です。ポリブデン管は50年程の耐久性が確認されています。