



今回は、こどものひろばにずっと通ってくれているSくんのお話をしたいと思います。
Sくんが初めて「こどものひろば」に来てくれたのは、小学3年生のときのことです。
きっと誰でもそうだと思いますが、Sくんも「初めての場所」や「初めて会う人」、「環境の変化」がとても苦手でした。
おうちではちゃんとごはんを食べられるのに、外に出ると不安のほうが大きくなってしまって、お腹が空いていても食べることができませんでした。
そんなSくんのご家族は、いつもこうおっしゃっていました。
「Sには、大きなことは望んでいません。とにかく、無理なく、楽しく過ごしてほしいんです。だから、焦らずにSのペースに合わせて“待つ”支援をお願いしたいと思っています。
Sが笑顔でいてくれることが、私たち家族にとって一番の幸せなんです。」
そのご家族のあたたかな思いを、私たちスタッフも大切に胸に刻みました。
そして、私たちにできることは、焦らずに「待つ」こと、そして、Sくんの力を「信じる」ことでした。
長い時間をかけて少しずつ、Sくんの中で変化が生まれていきました。
今では、こどものひろばでごはんやおにぎりを、戸惑うことなく食べられるようになりました。
ある年の夏休み、外出プログラムでファミリーレストランへ行ったときには、なんとフライドポテトと唐揚げを自分から食べることもできたのです。
食べることだけではありません。
今では、自分の身の回りのことにもきちんと取り組めるようになり、初めての場所や初めてのことにも、抵抗なくチャレンジできるようになってきました。
現在、Sくんは中学1年生になりました。
今では、生活に関わるさまざまなことを自分でこなせるのはもちろん、集団でのプログラムにも積極的に参加し、まわりの子どもたちの見本となるような、とても頼もしいお兄さんへと成長しています。
私たちは「指導員」という立場ではありますが、日々、Sくんやご家族からたくさんのことを教えてもらっていると感じています。
中でも、Sくんのご家族から教えていただいた「待つこと」と「信じること」の大切さは、私たちにとってかけがえのない学びとなりました。
Sくんが少しずつ自分のペースで成長していく姿を、そばで見守ることができたのは、私たちにとって本当に幸せなことでした。
これからもSくんが、自分らしく、のびのびと毎日を過ごしていけるように、私たちは変わらずそっと寄り添っていきたいと思います。
そして、「待つこと」「信じること」を、これから出会うすべての子どもたちにも大切にしていきたい、
そんな思いをあらためて心に刻んでいます![]()
いつも通り
たーくさんいい汗かきました![]()
![]()
ストレッチ、フラフープ、マット、
ダンスやデカパンリレー![]()
いつ見ても本当に楽しそう![]()
と言うか、楽しいんです![]()
すたじおで過ごす1時間は
いつもあっという間です![]()
同じ頃![]()
せかんどは外でプログラム
『うんどう』です![]()
ひろーい芝生の上で
みんなでラジオ体操
そして縄跳び
いいなぁ
気持ちよさそう![]()


』