未払い残業代から会社を守る方法

昨日は私の参加している異業種交流会「広島もくに会」にて、

「未払い残業代倒産から会社を守る労務ノウハウ」

と題するプレゼンテーションをお聞きすることができました。

講師は、未払い残業代対策では広島の第一人者（？）である、この方。

普段は２時間半くらいで有料セミナーをされているそうですが、昨日はその内容を１時間に凝縮してお話いただきました。

いやー、勉強になりました。これなら、確かにお金を払っても聞く価値がありますね。

未払いになっている残業代を請求するのは、当然労働者の正当な権利ですから、支払わなかった会社が悪いと言ってしまえばそれまでです。

しかし、ある従業員が何年も遡って多額の請求をし、それに付加金がついて倍以上の金額となり、さらにそれが他の従業員や、既に退職した人にも広がっていくと・・・会社は支払い不能になって倒産してしまいます。

経営者としては、そのようなリスクを少しでも減らすために対策をしておくべきでしょう。

大きなポイントとしては、「就業規則の見直し・改訂」ということになりますが、これには非常に高度な知識とテクニックが必要になりますので、専門家に依頼されるのが得策だと思います。