行政書士って何だ？

さて、ブログを始めてはみたものの、何から書いていこうか、特にプランがあるわけでもありません（笑）。

思いつくままに記事を書いていこうと思います。



では、まず、今の仕事である行政書士ですが、いったい何をしているのか。


マンガのカバチタレや、最近の特上カバチのドラマで、ある程度は有名になったようですが、まだまだ


「で、何やってるの？」　と聞かれることが多いです。。。


業界以外の方の中では、司法書士と行政書士の区別がつかない方が圧倒的です。



同じく法律家といっても、弁護士と司法書士と行政書士では、仕事の内容が異なります。

弁護士は、裁判や交渉の場面で当事者の代理人になって活動できる職業です。

司法書士は、登記申請の代理がメイン業務ですが、それに関わる法律問題についても関与します。

行政書士は、役所に提出する許認可等の申請書類の作成･提出を代理で行えるほか、法律に関わる書類の作成や、その相談業務なども行うことができます。


・・・って、わかりましたか？


結局、どの仕事も重なる部分が多く、一般人からみると分かりにくいことは確かです。
簡単に言えば、弁護士は法律のことなら何でもできるけれど、行政書士は弁護士法に触れない範囲でしか法律問題を扱えない、つまり紛争状態にある当事者の代理人として交渉してはダメということなのです。


逆に言えば、それ以外のことであれば、行政書士でも法律問題について相談を受け、書類を作成することができるのです。


たとえば、相続のこと、離婚のこと、交通事故のこと、借金のこと、などなど、暮らしの周りには様々な法律問題が転がっています。


私が今手がけている案件をざっと書いてみると、

・　国際相続手続（相続人が海外にいる）
・　遺産分割協議書の相談
・　任意後見契約書作成
・　会社の再生
・　株式会社の設立
・　離婚協議書の作成
・　不倫の慰謝料請求
・　建設業の許可申請
・　介護事業の指定申請、契約書類作成
・　サラ金に対する過払い金返還請求
・　継続的取引契約書作成
・　土地の開発許可申請、建築確認申請
・　売掛金回収に関する内容証明作成
・　著作権登録に関する相談


などなど、まとまりが全くありません（笑）。


とにかく、何か困ったときに、まず相談する相手として、覚えていただけたらうれしいです。