テレビにっき

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テレビ番組の感想などを気ままに綴るブログです

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今回のエントリの時点では、まだYouTubeの公式チャンネルに動画がアップされていませんでしたので、新ルールや審査の様子、審査結果などの具体的な番組の内容には一切触れていません。
それらの点には、次回以降触れていきたいと思います。



いよいよ始まりました、Sing!Sing!Sing!3rdシーズン
待ってました!ですから、見ました。見ましたとも、オンタイムで。

そこで、今回は記念すべき3rdシーズン1回目の感想を書きたいと思います。



まずは、もちろん“あれ”の話から。


ええ、まあ、聞いてましたよ。
新ルールになるってことは。
聞いてました。
公式のアカウント(@tbs_singx3)がつぶやいてましたし。
だからスズハは事前に色々と予想したのです。

あらかじめ、1次予選の通過可能人数が告げられるのかな?
他の挑戦者の前で歌うのかな?
曲に制限がつけられるのかな?



でも、まったく外れました。


スズハは当初、挑戦者が増えた分、1次予選を厳しくして、かなりの挑戦者を最初に落とすのではないかと考えたのです。
その方がオーディションの厳しさを演出できますし。

実を言うと、アカペラ審査以外の方法になる可能性も、一瞬だけ考えました。
ですが、あれ以上に難易度が上がる審査方法はないし、声を丸裸にしてしまうアカペラ審査は、まさにSing!Sing!Sing!という番組の個性の核の一つを成しています。そのため、変えてしまうことはないだろうと考えたのです。



まさか、ここで間口を広げてくるとは…!



すでに2回のゴールデン帯全国生放送を行ったSing!Sing!Sing!という番組は、半年前と比べてもかなり知名度を増しました。
そのため、3rdシーズンでは番組側が何もしなくても、結果として約3500名もの応募者が集まったのです。
この段階で、既に間口は自動的に広がったのです。
あとは、この広い間口を狭め、半年間かけて、最終的にはシーズンフィナーレへ勝ち進む5名を決めることになります。

期間は同じ。最終的に残る人数も同じ。でも最初の入り口は広くなった。
なのになぜここにきて間口を以前より広げるのでしょう?


2ndの1次予選終了時に、“合格者が少なすぎたから次はもっと間口を広げよう”と決めておいたのでしょうか…。


案の定と言うべきか、Sing!Sing!Sing!ファンからはアカペラがよかったという声がちらほら。
一方、(元)出場者からは洋楽も歌唱OKとなった事を歓迎する(あるいは羨む)声も。
たしかに、洋楽を歌った方が上手く聞こえる人が多いですからね、それがプロの審査員に通用するかはともかくとして。


ただ、審査員や番組側いわく“間口が広がった”とする今回のルール改正ですが、
一部には実はそうでもないのではないかとする見方もできます。
ナゼかというと、ズバリ難易度が上がったから。


確かに、どの方法で歌唱するかは挑戦者の自由です。自分に合った歌唱方法を選ぶ事が出来ます。
が、この選択肢はどれも難易度が同じというわけではないのです。
例えばア・カペラ歌唱審査の時よりもカラオケっぽくきこえてしまう方法もある一方、声をより個性的に聞かせられる方法もあります。
同じ曲を選んでも、どの方法で歌唱するか(あるいは、技術的・環境的にどの方法で歌唱できるかで命運が別れることもあるでしょう。

挑戦者に選択すべき項目が増えたことは、間口が広くなったといういい方もできますが、単純に難易度が上がったということでもあります。

もしかすると、Sing!Sing!Sing!は核となるほどの個性的な審査方法を失ってしまったように見えて、“どこよりも厳しい審査を行う”という一番個性的な部分を、よりストイックにしようとしたのかもしれません。


また、23日以降に1次審査に挑まれる方は、既にOAを見たとみなされる可能性があります。つまり、2ndシーズンの追加1次予選と同様、審査が厳しくなる可能性もあるのです。
そういった意味でも、今シーズンは難易度が上がったと言えるかもしれません。

そんなわけですから、
これから1次予選に挑まれる方は、十分にご注意ください。



Sing!Sing!Sing!もいよいよ3rdシーズンを迎えました。

そろそろ、優勝を目論む挑戦者や養成所や学校では攻略法が研究されつつあるかもしれません。歌い方、選曲、あるいは歌っていない時の立ち振舞い方、果てにはキャラクターまで。

また、“優勝どころか2次予選出場もできなくていい、とりあえず自分がテレビに映ればいい”とPR目的で応募する人間も出るでしょう。
個人的な予測では、今シーズンのあるルール変更に伴って、4thシーズンは今まで以上にPR目的の挑戦者が増えると予想しています。なにせ挑戦者は自分自身だけでなく、自分の“あれ”もテレビでPR出来ることになったのですから。


そうした挑戦者が現れることは、番組スタッフも想定していることとは思います。
だからこそ、視聴者の反発を恐れずスタッフは大胆なルール変更を行ったのでしょう。もしかすると、公表されていないだけで動画審査でも見えないルール変更があるかもしれません。

ただ、その変更が成功かどうかはまだ分かりません。はじまったばかりの3rdシーズンを通じて、それは明らかになるでしょう。

スズハは、その過程を楽しみに見ていきたいと思いました。