↓前回のお話

竹山美奈子『【カコすず】お箸を小2で使い始めたわけ』すずは、最重度知的障害で言語で教えるのが難しいということもありますが、自閉症ゆえの脳からの身体の各部位への指令の処理の問題、つまり、感覚統合ができていないこと…リンクameblo.jp



小2のときにできた
作業療法士さんのいらっしゃる
放課後デイサービスは、

病院での医療としての作業療法
受けられなくなった親子が望んでいた


福祉分野で受けられる作業療法

提供してくださる貴重な場所です。




このデイでお箸使いの練習を

意識した課題にしていただいたのは

小2の半ばくらいだったと思います。


と言っても、

いきなりお箸を使うわけではありません。



感覚統合が苦手

なすず。



体幹、視覚、触覚、バランス感覚を、

身体全体と手を動かす遊びの中で

鍛えていきます。



トランポリンで自分の身体全体を感じたり

バランス感覚を高めたり…




Yogiboビーズクッションに身を委ねたり

不安定なクッションから立ち上がったり…




目線の持って行き方、

手足を動かすバランス、

自分と物との距離感

などを感じ考えながら脚立を登ったり。




こうした身体全体の運動と並行して、

座って手先の動かし方、力加減

も学んでいきます。


はじめは、

シュガートングで物を挟んで器に移す練習。

(写真がなかった💦)



👇こんなので、小さく切ったスポンジ🧽を

 挟んで移していました。




次に、パンなどを挟むトング

ペットボトルのキャップ

(固くてスポンジよりつかみにくい)

を入れものに移す練習。



トングのバネを動かす力加減が

シュガートングとは違うので、

調節していく力が付いたみたいです。




👇こんなトングです。





次に、介護用のトング型お箸、

箸ぞうくんミニ

で、

大好きな焼きそばやそうめん

(ここは強化子として本物の食べもので❣️)

を持参して食べる練習。



不器用な手つきですが、

すぐに、

わりとじょうずに食べるようになりました❣️

モチベーションは大事❣️




そんなに大きな口でなくても入るよ😅





普通のお箸を使えるようには

ならないかもしれませんが、


箸ぞうくん(今は成人用)で、

食べこぼしながらも、


ひと口の量を調節したり…





自分のつまみたい具だけをつかんだり😋




スムーズに

うれしそうに食べるすずを見ていると、


ずっとこのお箸でいいよね、

と思います😊


手づかみや

親が全部口に運んでいた頃に比べたら、

補助具を使いながらも

自立しているのですから💖




↓お世話になっています







中3になって、割り箸にトライ‼️