2歳から通った公立保育園で
診断前から自閉症の傾向があることを
伝えていた
のですが、


保育園の先生方は、毎年、
いろいろと工夫、配慮してくださいました。


加配の先生をつけてくださった上で、

1)体温調節が苦手なので
 エアコンのある部屋で体温調整

2)くつ箱やくつを脱ぐ場所などに
 絵のマークをつけ、視覚支援してくれた
3)感覚刺激やパニックを減らす、
 カームダウンコーナー(落ち着く場所)
 を作ってくれた


4)懇談会はクラスみんなでやるもの以外に、
 園長先生、主任先生、担任の先生、加配の先生
 との個別懇談会をしてくれた

5)周りの子と同じことができなくても
 すずのできることで
無理せず過ごさせてくれた

6)行事も、できること、できる時間だけの参加
 にしてくれた

7)年少クラスに上がる時、
 個人懇談会で話し合い、
 2歳児クラスに留年させてくれた

 この頃、やっと自閉症スペクトラムと
 診断されました。
 療育手帳はB(軽中度)でした。


8)年中の時には、知的な成長だけでなく、
 心の成長を見て、
元の学年である年中クラスで
 進級
させてくれた
9)2回目の2歳児クラスのときも、できそうな
 課題は元の年少クラスと活動したり、
 年中になっても、無理そうな時は年少クラスと
 活動させてくれたり、学年をまたいで
 すずに合った活動
をさせてくれた
10)保育所等訪問支援サービス(申請は親)で
 療育保育園の先生に保育園に来てもらい、
 加配の先生には療育保育園、作業療法と
 言語聴覚療法のリハビリを見学してもらい、
 支援方法を統一、向上させてくれた


どれも、お金や手間が

すごくかかってしまうものではなく、


保護者と園、

療育保育園、リハビリの先生が

子どもの状況を都度都度シェアすることで、


できる範囲で配慮、工夫してくれました。


まさに、

合理的配慮です❣️



↓2回目の2歳児クラスの誕生会。

 「あたしは4歳だけどね」と

 お姉さん風⁉️ 冠かぶらないし😅




↓同じく2回目の2歳児クラスの生活発表会。

 うさぎの役ですが、かぶり物が苦手で

 耳なしうさぎ、ご機嫌です♪




7)〜9)ですが、

欧米先進国では

一般的に生年ではなく、

発達具合や特性で

クラス分けが決まるので

年齢違いの混在も

ふつうのことだそうです。


多様性を当たり前のこと

と捉えているようでいいですねえ。




次回は、

親御さんにとっても

先生にとっても

視野が広がり希望がわくので

ぜひ利用してほしい、10)の


保育所等訪問支援サービス

について詳しくお話します。




つづく