すずちゃんが大好きな
富士宮焼きそばが有名な富士宮市にある
富丘小学校4年生の総合学習(福祉の授業)で
絵本すずちゃんののうみそを作ったきっかけと
子どもたちがもつすごい力
についてお話させていただきました。
コロナ禍のため、
Zoomオンラインでの授業です。
お話のあと、
次々に質問してくれて、
みんなが
すずちゃんのこと、
障害のある人にとても興味を持って
考えてくれているのがわかって、
すごくうれしかったです💖
大人の方向けの講演の質問と違うのは、
小学生のみんなは、
障害のことそのものより、
(障害をもつ)すずちゃん個人や
ママ個人の気持ちに関する質問が多いこと❣️
「すずちゃんは踊り以外に何が好き?」
「すずちゃんが
最近できるようになったことは?」
「すずちゃんが生まれたとき、
障害がわかったときのお母さんの気持ちは?」
などなど。
大人の方向けの講演は、
先生や福祉職員、支援員さんなど、
支援する立場の方が多いですし、
研修講演だったりするので、
「自閉症の方と接する時に、
こんな場合はどうしたらいいですか?」
というような、対応方法に関する
質問が多いのですが、
子どもたちって、
一緒に過ごすにはどうしたらいいかな?
すずちゃんやすずちゃんママは
こういう時どんな気持ちかな?
というように、
すずちゃんを身近に感じられるような
個人的な質問が多いのです。
どちらの質問も、
関心を寄せてもらえているんだなあと
感じてとてもありがたいです🙏が、
子どもたちからの質問や感想は、
絵本のゆりぐみさんのお友だちを
思い出して、キュン💖とします。
「同じ」って、うれしい。
「違う」って、たのしい。
子どもたちが自然に持っている
この感情を持っていれば、
どんなに違いのある他者でも
違いをおもしろいと思う気持ち、
違うからいいのだという事実を思い出し、
他者を受け入れやすくなり、
自分も楽になります。
子どもたちが教えてくれた
この気持ちの持ちようは、
共生社会(共存社会と私は言っています)の
基本精神ではないかと思い、
絵本のサインに
いつも書かせてもらっているのですが、
今日、画面越しに会った
子どもたちも
やっぱりこの精神を持っている、
頼もしい理解者・支援者さんだなあと
感じました✨
「障害のある人はかわいそう
と言う人もいるけど、
私はそうは思わないです。
すずちゃんの絵本や
今回の授業を聞いて、
かわいそうなところもあるけど、
楽しいことやすごいところがいっぱい
あると思いました」
と言ってくれた子がいました。
そうそう。
つらいことや悲しいこと、
楽しいことやおもしろいことが
変わる変わる起こり、
かわいそうなときもあれば
かわいそうじゃない、楽しいときもあるのは、
障害があってもなくても、
みんな同じ。
障害特性のために、
みんなよりつらい感覚があって、
かわいそうなことも
多いですが、
障害があること=かわいそう
ではないですよね。
富丘小学校4年生のみんな、
楽しかったよ〜🙌🏻
ありがとう❣️