最近、道端に黄色い花や茎の長いワサワサの草が、道路脇に大繁殖しているのを見かけます。黄色い花は、「オオキンケイギク」という北米原産の植物で、もともとは観賞用に持ち込まれました。とても繁殖力が強く、どんどん増えていきます。少しの数なら、確かにきれいなお花と感じるのでしょうが、あれだけ増えると不気味ですね。特定外来生物に指定され、栽培は禁じられています。
あと、細い茎が長く伸びて、ボサボサになって歩道を邪魔してくる草も道路脇にたくさんいます。これはどうやら「シナダレスズメガヤ」という外来種で、侵略的外来種ワースト100に選ばれています。南アフリカ原産です。抜こうとしても根が強く、茎も簡単にはちぎれません。
これらの外来生物は駆除が難しいと思いますが、まずは関心を持つことが大事だろうと思います。家の前で見かけたら、種が出来る前に刈り取って、少しでも繁殖を邪魔できるといいですね。

