2018年の12月に、父はガンだと宣告された。
お腹が痛くて、かかりつけ医からの紹介で
今の病院に行っている。
膵臓がん
無言の臓器と言われる、アレだ。
肺への転移もあり、
放射線治療では根治ができない。
というより、根治が出来ないから
抗がん剤治療で、少しでも時間を伸ばそうと
いうのが、医者からの提案だった。
入院してから、痛み、吐き気、下痢、熱、頭痛、ダルさとの闘いだった。
抗がん剤を点滴するルートを右胸上部に埋め込む
手術もした。
食欲が戻って、1ヶ月後、自宅療養を勧められた。
本人は、不安で最初は家に帰るのを拒んでいた。
母も何かがあった時に、何も出来ないのが怖く
不安そうにしていた。
でも、医者は「やりたいことをやったり、有意義に過ごして欲しい」とおっしゃった。
真面目な先生だが、型通りのセリフを言うのではなく、不器用ながら言葉を選びながら、自分の立場から言えることを伝えてくれる人だ。
そこから、自宅療養が始まった。