今日はM自動車の内部パーツを作っているメーカー山の所に来て、配管の改造工事です。

これは、製品を塗装し、それを最後に純水で洗います。

純水でないと、線上後の乾燥工程で、製品に付いた水滴そのものの形で、薄く跡がが残ります。これは、水の中に含まれる硬度成分やシリカが析出するためです。

このため、イオン交換樹脂を津賀田純水装置で、硬度成分は陽イオン交換樹脂、シリカは陰イオン交換樹脂で除去します。


また、洗った水の中のゴミを採るために、フィルターも付けました。



塗装循環1


こういった工事を行うと、配管ラインに手水の抵抗物がはいることになりますので、フィルターが詰まってくると今までのポンプでは、送りきれなくなるます。

そこで、ポンプの容量を大きくします。

塗装循環2


これは、純水補給用のラインに着けたカートリッジフィルターです。

フィルターの目幅は50ミクロン。

この大きさは、用途、取付位置により変わります。

塗装循環3


現場あわせの工事だったのですが、ポンプのモーター容量を変えることで、

ポンプの大きさが変わることが判明。

思わぬ大仕事となってしまいました。

○○さん。変更図面送っといてくださいよw。