一週間ほど前ですが、
豆腐製造工場の排水が放流基準をオーバーしており、豆腐製造会社の社長が逮捕された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000096-mailo-l12
豆腐の製造で出てくる排水となると、最初に豆乳を作るために大豆を煮ますが、
その煮た水(というかお湯)が、これが一番汚れの原因となります。
これは、BOD(生物的酸素要求量)が異常に高く、処理が非常に難しいことがわかってます。
また、温度が高く、活性汚泥法と言われる生物処理槽にそのまま入れることができません。
僕も、同じような排水処理の処理を考えたことがありました。
3t/日の工場です。(お風呂満タンにして4杯ぐらい)
工場内で処理しようと装置の計画をしましたが、機械が大きくなりすぎるのと、コストが合わないこともあって、産廃業者の引取という結果になりました。
現在も、処理方法は非常に困るお客さんの一つです。
同じような問題が、うどん屋さんの排水です。
これもBODが高い排水ですが、それ以上にお店なので排水処理の設置場所がないことと、どんなに混んでいても、うどん屋さんですので、家族でやっており、装置を設置しても管理ができない。
また、一件単位の排水量は法律的に放流しても問題ない量であるが、讃岐うどんブームでうどん屋が乱立しており、地域によっては、全体の排水量として見なければ、汚染が進行していくだけのような状況となっているようです。
旨く処理できるような装置を考えたいですね。