水道水の水処理について説明いたします。
大きく流れを見ると、
① 凝集剤のPAC(ポリ塩化アルミニウムを用いて懸濁物質を沈殿させる。
② 砂ろ過を使い浮遊物質を除去する。
③ 遊離塩素を添加し、殺菌する。
上記の内容で処理した水を各家庭の蛇口に届けます。
この中で原水に処理できない物質が入った場合
臭気:活性炭
トリクロロエチレン他:エアレーション、活性炭
アンモニア態窒素:塩素
硝酸生窒素:オン交換
等の処理方法があり明日。
また、微生物であるクリプトスポリジウムの対策では、UF、RO等の膜処理が検討されています。
みなさん水道水が塩素臭いといってますが、殺菌方法としては、オゾン、紫外線などがありますが、浄水場からみなさんの家庭の水道蛇口まで殺菌力が維持できる方法は、塩素薬注しかありません。
衛生面を考えた水道という設備の重要性も今一度みなさんに考えていただきたいと思っております。