みなさんが普段から使われている水道。

実際にどのような水を処理してみなさんの蛇口まで来てるか、知っていますか?


先ず、水道の定義とは?

「清浄」「豊富」「低廉」(水道法より)

みんなが使うという理由で、低廉が入っているところはさすがですね。


水道の歴史について、ちょっと勉強しましょう。


用水浄化の起源は、インドおよび中国のようであるらしい。


具体的に文献で残っている物は、紀元前2千年頃、サンスクリット語で書かれた医学知識に関する収録(Ousruta Sanghita)第14章第15節の中に

「水を銅器の中に入れておいて、日光に曝し、木炭を用いてろ過をするのがよい」


とかかれています。


同じ時代の同じくサンスクリット語の医学書(Neghrund Bhusan)の水の章で、

「腐敗した水を処理するには、これを煮沸し、、日光に曝し、その中に7回ほど加熱した銅片を入れてろ過し、土器に入れて冷却せよ」

ともかかれてあります。


サンスクリット語とは、インド-ヨーロッパ語族のインド語派の言語のようである。

世界史はよくわからないが、インダスとか、チグリス・ユーフラテス文明当たりと関係があるのかな?

日本でも、江戸時代には、江戸には飲み水を送るような施設ができあがっていたようです。


今の用に、医学的な殺菌などの処理も含め、水道技術の基礎技術(砂ろ過)が現れたのが、19世紀初期のイギリスです。

また、殺菌用の塩素が使われたのも、1897年で、イギリスでチフスが蔓延したときの対策として使用されたのが最初のようです。

日本で、近代水道を最初に作ったのは、横浜だそうです。


江戸時代から、水道に準ずるシステムが合ったなんて、なかなか日本もやるジャン!

と思いました。


明日は県内の浄水場についてなど、書こうと思います。